2004年11月30日

見初小児童が「森からのメッセージ運動」に参加

 見初小(金光勤校長、百九十八人)の五年生三十六人は二十九日、県美祢農林事務所などが提唱する「森からのメッセージ運動」に参加し、小野上小野の共有林で、ヒノキの枝を切り落とすなどして、森林が果たす機能を学んだ。同運動は、森林の機能や林業への理解を深めてもらおうと、楠町林業研究会、宇部市林業振興研究会、市などが、同事務所管内の小学生を対象に、二〇〇〇年から行っている。


 山の中でヒノキの枝を切る見初小の坂本君(小野上小野で)

宇部出身のシンガーソングライター深実修二さん、来月初のミニアルバム発売

 宇部市出身のシンガーソングライター、深実修二さんが、十二月八日にファーストミニアルバム「NEVER SAY DIE」を全国リリースする。音楽配信ダウンロードチャートで一-四位を独占した曲を再録音し、満を持してのCD化。深実さんは「ポジティブにつなぐ強さを、歌に託した」と話している。
 神原小・中、宇部高出身の深実さんは、福岡での活動を経て一九九七年に上京。アコースティックの弾き語りを中心に活動した。ユニットのkashmeer、三人組のバンドROBINのボーカルとギターを担当し、二〇〇三年からはソロ活動を再開。アコースティックやバンド形態でライブを行っている。


 深実さんのアルバムのチラシ

来年度から3年間の優遇税制条例を実施

 宇部市は、観光振興と経済の活性化を目指し、国際観光ホテル整備法の登録ホテルに対し、三年間の優遇税制を行う条例を整備する。二〇〇五年度から実施し、既存のホテルは固定資産税の税率を通常の二割軽減、新設ホテルは三割軽減する。藤田忠夫市長が二十九日、議会前の定例記者会見で説明した。楠町との合併から約一カ月経過した感想については「順調に進んでいる。互いの信頼関係を築くよう、職員の情報疎通に気を付けている」と話した。

大相撲鳴戸部屋の激励会に市民370人

 大相撲鳴戸部屋の激励会は二十九日、宇部全日空ホテルであり、市民三百七十人が、九州場所を終えたばかりの力士たちをねぎらうとともに、来年の飛躍に期待を寄せた。同後援会の大久保忠義名誉会長の発声で祝宴に移り、出席者は力士たちと歓談。親方による、大いちょうや化粧まわしなどの解説のほか、関取の手形色紙が当たる福引もあり盛り上がった。席上、新潟県中越地震の被災者のため、同後援会役員一同による義援金二十万円の寄託もあり、岩村会長と若の里関が、宇部日報社の増原三郎社長に目録を手渡した。


 拍手の中、入場する若の里関ら(宇部全日空ホテルで)

竜王山が「日本の夜景100選」に認定、記念の写真コンテスト開催

 小野田市の竜王山公園から見る夜景が、民間の夜景愛好家団体による「日本の夜景100選」に登録された。市内では、二〇〇一年に焼野海岸が「日本の夕陽100選」に認定されており、古里の新たな景勝が再び全国で認められた。
 認定を記念し、夜景が美しいこの時期にコンテストを実施する。テーマは「竜王山公園からの夜景」。四つ切り以上のカラープリントで、応募枚数は制限しない。主催者で審査し、最優秀賞(賞状、副賞三万円)一点、優秀賞(同、二万円)二点、入選(同、五千円)三点を決める。入賞作品の著作権は主催者に帰属することになる。題名、住所、氏名、電話番号を記入した応募用紙を裏面に張り、来年二月十五日までに、〒756-8601小野田市日の出一-一-一、市商工労働課内、小野田観光協会事務局(電話82-1151)へ。


 「日本の夜景100選」に認定された竜王山公園からの眺望

2004年11月29日

宇部空港に5メートルのクリスマスツリー

 空の玄関口・山口宇部空港のターミナルビル二階ロビーに、高さ五メートルのクリスマスツリーが登場。年末に向けて気ぜわしさが増す中で、利用者に安らぎを届けている。十二月二十五日まで展示する。利用者は出発前の待ち時間に、記念撮影をしたり、人形と握手をしたりしてクリスマスムードに浸っている。送迎デッキには、高さ二・四メートルの送風式雪だるまも置かれている。


 空港利用者の目を引いているクリスマスツリー(山口宇部空港で)

厚東地区で竹林ボランティア養成研修スタート

 近年、輸入タケノコの増加や生活様式の変化により竹材の利用が減少。放置される竹林が増え、周辺に竹が侵入するなど問題も起こっている。宇部市厚東地区で二十八日、放置された竹林を整備し、適正に管理することを目的にした竹林ボランティア養成研修がスタート。厚東小PTAや子ども委員会、老人クラブのメンバーら二十二人が参加し、厚東小敷地内の竹林の手入れに汗を流した。


 竹林内で古い竹を伐採する受講生(厚東小で)

西岐波産業祭、物産展やジャンボ輪投げなどでにぎわう

 地場産業の発展を目指す第二十九回西岐波産業祭が二十八日、JA山口宇部西岐波支所東から栄町駅通交差点までの約八百メートルを歩行者天国にして開かれた。
 ひときわ人気が高かったのは、ジャンボ輪投げ。洗濯機、石油ストーブ、自転車、電気こたつなど総額八十万円の賞品が用意され、開始時間には五十人が並んだ。参加者は百円で三つの輪を購入し、狙いを定めて輪を投げていた。


 迷うほどの賞品が並ぶ中、輪投げを楽しむ参加者たち(JA山口宇部西岐波支所近くで)

合併記念・松岡修造テニスパークで小・中学生らに熱血指導

 宇部市・楠町合併記念「NHKスポーツパーク 松岡修造のテニスパーク」が二十七日、俵田体育館で開かれた。小・中学生と一般の愛好者が、プロテニスプレーヤーの松岡さんから“熱血指導”を受けた。ユーモアたっぷりのトークや抽選会もあり、ファンを楽しませた。市、NHK山口放送局など主催。
 開会式では藤田忠夫市長が「きょうの体験を今後に生かして」とあいさつ。ジュニアクリニックには、宇部、周南、山口、下関など県内各地から、小学四年生-中学生の四十一人が参加した。松岡さんは、手本や球出し、コーチなど、館内を所狭しと移動して、子供たちを指導した。


 あこがれの松岡さんからサーブの手ほどきを受ける小・中学生(俵田体育館で)

旬菜惑星プロジェクト主催のジャガイモ収穫に歓声

 山陽町の旬菜惑星プロジェクトが主催する「ジャガイモつくって!コロッケいただき!」は二十八日、埴生干拓地であり、小学生と父母三十八人が収穫の喜びを味わった。親子に植え付けから収穫まで体験してもらうことで、農業の喜びと大変さを知ってもらい、出来上がった産物への関心を高めたいと、地産地消の同プロジェクトが初めて企画した。


 ジャガイモを収穫する親子(埴生干拓で)

2004年11月27日

蓮光寺本堂内陣、100年ぶりの修復ほぼ完了

 宇部市厚南中野の蓮光寺(伊東順浩住職)の本堂内陣の修復作業がほぼ完了し、二十六日には同寺で落慶法要が行われた。参列した門徒ら約二百五十人は、国宝・重要文化財の復元や色彩調査の仕事をこなす日本画家の馬場良治さん(55)=厚東=が手掛けた、壁画や天井画の彩色修理、柱の金ぱく装飾などを見学した。


 修復された本堂内陣を見て回る門徒ら(蓮光寺で)

12月定例議会は3日開会、38件上程

 宇部市の十二月定例議会は、三日に開会する。四棟目に当たる東山団地市営住宅の建て替え工事、市立博愛幼稚園の授業料値上げなど三十三議案と諮問一件、報告四件の三十八件を上程する。議案の内訳は、二〇〇三年度の一般会計や国民健康保険事業特別会計などの決算認定が十二件、〇四年度の補正予算が十件、そのほかが十一件。

西野新川さんが文化庁長官表彰

 宇部市出身の日本画家、西野新川(本名博)さん(92)=東京都世田谷区=が十二月一日、文化庁長官表彰を受ける。長年、文化活動において優れた成果を発揮し、日本の芸術振興に貢献したことをたたえる国家的な表彰で、西野さんは「原点である宇部の人たちに支えられてきたおかげ」と話している。
 西野さんは一九一二年三月二十一日、宇部市野中生まれ。三三年に上京し、萩市出身の日本画の大家・松林桂月さんに師事した。三八年に文展初入選。日展では五一年に初特選、七〇年に二回目の特選を果たした。紺綬褒章、県選奨芸術文化功労賞、市芸術文化特別功労賞など受賞多数。現在、日展会友・出品委嘱作家、国画水墨院名誉会長。


 西野新川さん

市民の浄財2100万円を新潟地震対策本部へ

 宇部日報社は二十六日、新潟県中越地震の被災者のために、市民の皆様から寄せられた義援金二千百万円を、第一次分として、同県地震災害対策本部へ持参しました。
 一次分は、十月二十六日から十一月二十四日までに、個人、団体から寄せられた義援金です。増原三郎社長が、同本部が設置されている新潟市の県庁を訪れ、関根洋祐出納長=写真右=に目録を手渡しました。お寄せいただいた義援金は、義援金配分検討委員会を通じて、被災者に贈られ、生活基盤の再建に役立てられます。


 増原社長から義援金の目録を受取る関根洋祐出納長(右)

救援物資を仕分ける担当職員ら(長岡大手高で)

日産化学と協力会社が「せいみ通り」にパンジー5100本

 日産化学小野田工場(鎌木史朗工場長)と、協力会社七社でつくる災害防止協議会は二十六日、工場に沿って走る県道小野田港線の花壇にパンジーの苗五千百本を植えた。県の道路愛護ボランティアにも市内で初めて登録し、沿線を「せいみ通り」と名付けて、フラワーロードの整備に取り組んでいく。
 毎年工場内で実施しているクリーン作戦を発展させ、周辺の環境美化を通じて地域貢献を目指す。同協議会の代表会社、晃栄産業(砂田恵美子社長)が呼び掛けて実現した。県制度の申請に当たり、同工場の前にあった日本舎密(せいみ)にちなんだ登録団体、通り名にし、愛着を深める。


 フラワーロードの整備に励む職員ら(日産化学小野田工場前で)

2004年11月26日

興産中央病院小児科、午後も診療

 医療機関は「木曜日午後休診」が一般的だが、待ってくれないのが子供の病気。インフルエンザの本格的な流行期を前に、宇部興産中央病院(篠崎文彦院長)は、十二月二日から若い保護者らの要望が強かった木曜日午後の診察をスタートさせる。受付時間は午後一時半から三時半まで。古賀まゆみ小児科部長が対応する。


 古賀小児科部長

新市建設へ住民の意向。楠地域審初会合

 合併特例法に基づいて設置された宇部市楠地域審議会の初会合が二十六日、楠総合センターであり、旧楠町から選ばれた委員十五人に、藤田忠夫市長から委嘱状が交付された。新市建設計画の執行状況や変更などについて、これから定期的に話し合う。合併からはや一カ月。宇部市の新しいまちづくりに向けて、住民の意向を反映する体制が整った。


 

学校給食に地元産を

小野田市の学校給食関係者と野菜の生産者、食品加工業者による交流会が二十五日、市地方卸売市場で開かれた。産地見学や地産地消メニューのプレゼンテーションを通じて、100%地元の食材を使った給食の実現に向けて協議した。


 

2004年11月25日

岩鼻公園で2ヵ月早くスイセン満開

 朝晩と日中の寒暖の差が激しくなった宇部市内だが、岩鼻公園では、例年より二カ月以上も早くスイセンが満開になり、白と黄色のかれんな花姿を見せている。


 寒風の中で咲き誇るスイセン(岩鼻公園で)

うべくるみ園生の竹太鼓グループが来月のイベントにむけ猛練習

 長さ三メートルのモウソウ竹をばちでたたくと、小気味よい音が響き渡る。知的障害者福祉施設うべくるみ園(川上大固屋)の園生でつくる竹太鼓グループ。クラブ活動として施設内で楽しんできたが、先月からは地域に出ての演奏を始め、元気を振りまいている。これまで施設内のイベントで演奏してきたが、十月のハートフルフレンズ(障害者の祭典)に初出演し、会場の大きな拍手が園生のやる気を引き出した。十二月四日に山口医療福祉専門学校で開かれる障害者イベントにも出演が決まり、昼休みの直前練習に余念がない。「ソーラン節」「石見舞太鼓」などを披露する。


 12月4日の発表会に向け懸命に練習する園生(うべくるみ園で)

来月25日Vリーグ女子バレー宇部大会、アテネ五輪メンバーも来宇

 第十一回Vリーグ女子バレーボール宇部大会(日本バレーボール協会主催)は、十二月二十五日午後二時から俵田体育館で開かれる。対戦カードは、東レ・アローズ―NECレッドロケッツ、久光製薬・スプリングス―武富士・バンブーの二試合。四チームには、アテネ五輪全日本メンバーが六人所属しており、女子バレートップレベルの選手たちのプレーに注目が集まる。
 前売り券は指定券が三千五百円。自由券は一般二千円、高校生千円、小・中学生五百円。市体育協会(電話31-1506)、大林スポーツ(同21-0884)、ロッキースポーツ(同31-3722)で販売している。当日は正午に開場。試合開始は午後二時で、東レ-NEC、久光製薬-武富士の順で行われる。


 第11回Vリーグ女子バレーボール宇部大会のポスター

小野田管内の高卒就職内定者は10月末で67%、県平均上回る

 小野田公共職業安定所(今川所長)は、来春の高校新卒予定者の十月末現在の就職内定状況をまとめた。管内(小野田・美祢市、山陽・旧楠町)七校の内定率は66・8%で、前年同期を12・6ポイント上回っている。男子は74・6%で12・0ポイントアップし、女子も10・5ポイント増の45・1%になった。山口労働局職業安定課が発表した県内の高校新卒予定者の内定率は59・0%で、小野田管内は県平均を7・8ポイント上回っている。

2004年11月24日

東岐波の伝統行事「亥の子」で豊作願い、モグラ退治

 秋の収穫に感謝する、東岐波の伝統行事「亥の子(いのこ)」は二十三日、岐波自治会館スタートのコースであり、子供たち約五十人が、二時間かけて校区内を練り歩いた。校区子ども委員会、ふれあいセンター主催。
 亥の子は、歌に合わせ、わらぼてで地面をたたき、家々を回る。来年の豊作を願い、地面の中のモグラをたたき出す意味も込められている。東岐波では一九七八年に復活し毎年、開かれている。


 「モグラ出て行け」とわらぼてで地面をたたく子供たち(岐波自治会館前で)

厚南郷土史研が手作りマップで史跡めぐり

 宇部市健康づくり計画に伴うウオーキング推進事業がスタートした。初めて助成を受けた厚南郷土史研究会は二十三日、作製したマップを活用し、中野地区で史跡めぐり歩こう会を開催。白石重人会長は「古里を知ることで、古里を愛する心をはぐくみたい」と話した。
 マップはウオーキングコースがカラーで描かれたB4サイズ。「御撫育(ごぶいく)用水路」「中野ポンプ跡」「学校橋」「松江(しょうごう)八幡宮黒石競馬審判台石組」など十二カ所の史跡の位置をイラストで紹介し、説明文を付記。千部を印刷し、西宇部、厚南、黒石各ふれあいセンターに置いている。 


 説明を受ける史跡めぐり歩こう会の参加者(厚南小内の毛利謙八の墓前で)

厚南ウオーキングコースのマップ

小百合幼稚園園児が小野田署に勤労感謝の訪問

 小野田小百合幼稚園(アルカラ・フェデリコ園長)の年長組の子供たち三十五人が二十二日、小野田警察署(阿佐孝一署長)を訪れ、感謝の気持ちを込めて花束や手作りのカレンダーを贈った。
 きりん、うさぎ、りす、ぱんだの四クラスの子供たちが署内に入り「いつも泥棒を捕まえてくれてありがとう。これからも僕たちを守ってください」と言葉を贈った。岡田稜ちゃんが手紙、椋木舜ちゃんが花束、西村季恵ちゃんと宮崎侑奈ちゃんが手作りのカレンダーを阿佐署長に手渡した。


 阿佐署長に花束を贈る子供たち(小野田警察署で)

2004年11月22日

京都きもの学院山口本校の学院祭で十二単披露

 平安時代のロマンを漂わせる十二単(じゅうにひとえ)の着装が二十日、宇部市中央町のホテル河長で披露された。京都きもの学院山口本校(遠藤泰彦理事長、本部・下関市)の学院祭の一環で、市内では五年ぶりの催し。相生町の宇部教室を含む県中部・西部の二十教室から学院生ら約百三十人が会場を訪れ、荘厳で色鮮やかな王朝絵巻の世界を味わった。


 完成した着装の披露(ホテル河長で)

真締川ダムで21日定礎式、工事の安全と事業推進祈念

 堤体盛り立ての本格的な工事を迎えた宇部市川上男山地先の真締川ダムで二十二日、定礎式があり、綿屋滋二副知事(県知事代理)、藤田忠夫市長ら関係者百三十人が定礎石、記念石を埋納するなどして、工事の安全と計画的な事業推進を祈念した。二〇〇六年度末に完成し、〇八年度からダムとして機能する予定。既に完成している洪水吐(こうずいばき)を中心に、これから徐々にダム本体が姿を現す。
 集水面積は二・四一平方キロメートル、総貯水容量八十四万二千立方メートル。洪水調節は人為的な操作を行わずに、放流口から自然に流出させる自然調節方式。本川の真締川と支川の戸石川にまたがり、二つの堤体が連続する。本川側は堤高二十六・五メートル、堤頂長二百五十七・〇メートル。支川側は堤高二十一・五メートル、堤頂長百四十五・〇メートル。堤頂長は県管理のダムでは最長となる。〇三年度末で進ちょく率は65%。市道男山線の移設や林道の付け替え、取り付け河川の工事も完了している。総事業費は百二十億円。


 定礎石の周辺に土をかぶせる藤田市長(中央)ら(22日午前11時すぎ、真締川ダム建設地で)

日報作文表彰式で入賞者49人たたえる

 第四十四回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(宇部日報社主催、市教育委員会共催)の表彰式は二十日、市男女共同参画センターで開かれた。特選、永谷賞など入賞者四十九人のうち、四十人が出席。賞状や賞品を贈って、努力をたたえた。
 宇部、小野田、美祢市、山陽、阿知須町の児童・生徒から作品を募集。今年は小学校二十二校、中学校十四校から応募があり、出品総数は二百二十一点。部門別では小学校低学年が三十一点、同高学年が五十五点、中学校が百三十五点。審査は琴芝小の大坪憲一校長を委員長に十二人が務め、特選三点のほか、永谷賞、発刊記念特別賞各二点、入選十点、佳作三十一点、努力作品一点を決めた。


 記念写真に納まる入賞者たち(市男女共同参画センターで)

21日の小野田市社会福祉大会で功労表彰や福祉まつりなど実施

 第二十九回小野田市社会福祉大会(市社会福祉協議会主催)は二十一日、市民館で開かれ、地域福祉の充実と発展に貢献した二十一個人四団体が功労表彰を受けた。福祉まつり、第十九回ボランティアまつりなどの関連行事も実施され、会場は福祉関係者をはじめ大勢の市民の笑顔であふれ返った。


 森田会長から表彰を受ける功労者(小野田市民館で)

にぎわう福祉まつり・おまつり広場の会場(小野田市民館で)

2004年11月20日

常盤公園のウオーターガーデンが冬の装いに

 常盤公園噴水池のウオーターガーデンが、冬の装いに“変身”。キンギョソウやパンジーなどが飾られ、来園者の目を楽しませている。同ガーデンは来園者の憩いの場をつくろうと常盤遊園協会が七月に設置。夏季はカンナなどで彩り、市民に親しまれた。冬の到来に合わせて、花を模様替え。従来あったコリウスに、キンギョソウ、パンジーの六十鉢を加えた。


 噴水池を彩るウォーターガーデン(常盤公園で)

県教委が宇部工高に運営指導委員会設置

 文部科学省の「目指せスペシャリスト」で研究開発校の指定を受けている宇部工高(櫻谷宗生校長、五百八十九人)を支援するため、県教育委員会は十九日、各分野の専門家八人から成る「目指せスペシャリスト」運営指導委員会を設置した。初会合は同日、県産業技術センターであり、委員長に浅田宏之同センター所長が就任。研究課題の説明を受け、今後の取り組みについて意見を交わした。


 風力発電装置の模型で説明する宇部工高の教諭(県産業技術センターで)

26日に楠地域審議会の初会合

 宇部市と楠町の合併に伴い楠地域に設置が決まっていた地域審議会の初めての会議が、二十六日午前十時から楠総合センターで開かれる。委員には藤本光昭・吉部地区自治会連絡協議会副会長ら十五人が決まり、会議の冒頭で藤田忠夫市長が委嘱状を交付する。
 地域審議会は合併特例法に基づき、宇部市に編入する前の楠町を対象に設置。楠地域にかかわる新市建設計画の変更、執行状況、また市長が必要と認める事項について、市長の諮問に応じて審議・答申したり、意見を述べたりする。設置期間は約十年。

シニアネット楽習村が小野田市港町にサテライト開設

 シニア世代のデジタルデバイド(情報格差)を解消し、生涯学習や雇用に結び付けようと、宇部・小野田地区を中心に活動している「シニアネット楽習村」(村田勇治村長、五十二人)が、小野田市港町にサテライトを開設する。民家を借りて、インターネット環境を整備しており「カフェ代わりに気軽に活用し、ネットワークを広げてほしい」と“入村”を呼び掛けている。オープンは二十二日。
 サテライトは当面、火・金曜日に開設する。時間は午前十時から午後五時まで。利用するには入村が必要。五十五歳以上が原則だが、若年層も歓迎する。入村に関する問い合わせは、時広さん(電話090―4141―0686)へ。ホームページのアドレスはhttp://kiwara.net/gakusyu/、電子メールはgakusyumura@yahoo.co.jpへ


 民家を借り切り、シニア世代に開放(港町のサテライトで)

2004年11月19日

有志13人が小千谷で炊き出しボランティア

 宇部市の有志十三人が十八日、新潟県中越地震の被災地・小千谷市の小千谷中グラウンドで、炊き出しのボランティアをした。昼食、夕食計二千食と米、ミカンを提供。身も心も温まる食事に、涙を浮かべる被災者もいたという。


 炊き出しをする宇部市民のボランティア(小千谷中グラウンドで)

21日に東岐波中生徒と視覚障害者福祉協会員が盲人野球の交流試合

 東岐波中(白石千代校長、三百九十四人)の生徒有志が、二十一日午後一時から東岐波運動広場で、宇部市視覚障害者福祉協会(飯田晋一会長)の会員とグラウンドソフトボール(盲人野球)の交流試合を行う。「アイマスクを付けて体を動かすことは、障害者への理解を深めるいい機会」と同校。飯田会長も「障害者の意欲で、子供たちに元気を与えたい」と意気込んでいる。

桃中オープンステージ再生の会が募金開始、目標2千万円

 桃中オープンステージ再生の会(脇本理恵子会長、十二人)は、桃山中の象徴で、老朽化したオープンステージを改修するため、募金活動を始める。目標金額は二千万円で、二〇〇六年夏のリニューアルを目指す。
 郵便局に、寄付を募る口座「桃中オープンステージ再生の会」(口座番号15540―19872981)を開設し、一口千円から受け付ける。約一万七千人の卒業生には、各学年ごとに協力してもらう学年委員を決めて連携していく。地域や、学校でも再生の輪を広げていく。

あす男女共同参画センターで作文コンクールの表彰式

 第四十四回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(宇部日報社主催、市教育委員会共催)の表彰式は、二十日午後一時半から市男女共同参画センターで開かれる。
 特選、永谷賞、発刊記念特別賞、入選、佳作、努力作品の入賞者四十九人を表彰する。

小野田市教委の表彰式で12団体、個人を表彰

 小野田市教育委員会の表彰式は十八日、市役所であり、教育、文化、体育の各分野で尽力した十二団体・個人に賞状を贈った。一九九三年から各分野の振興、発展に貢献した団体、個人を表彰している。今年で十一回目。各課が推薦し、教育委員会議で審議する。


 各分野で尽力し、表彰状を受ける出席者(市役所で)

2004年11月18日

中越地震被災地へ有志が炊き出しボランティア

新潟県中越地震の被災地・小千谷市で十八日、宇部市内の有志十三人が炊き出しのボランティアを始めた。昼食に豚汁、夕食にカレーライスとアサリの貝汁各千食分を用意。気持ちを込めた温かい料理を配る。今回の地震被災地での市民の救援活動は、市が把握している限りでは初めて。 二俣瀬善和で観光バス事業などを営んでいるナカノワーク社長の中野敏輝さん(55)を代表とした二十から六十代の仲間で、山登りの同好会・山讃會(高山由佳会長)のメンバーが中心。


 被災地に向けて出発する中野さん(左端)ら(二俣瀬善和で)

酒の仕込み始まる

立冬も過ぎ、北国からは初雪の便りも届く季節となり、宇部市二俣瀬車地の永山本家酒造場(永山義毅社長)では、日本酒の仕込み作業がスタート。半年間、静かに眠っていた酒蔵は、早朝から酒米を蒸す水蒸気に包まれ、杜氏(とうじ)らは忙しく立ち働いている。


 蒸し器から取り出した蒸し米を冷却し、麹室やタンクに運ぶ杜氏ら(永山酒造場で)

天野さんら26人に優良勤労表彰

 宇部市は十八日、勤労感謝の日にちなんだ優良勤労者表彰式を実施。サンヨーコンサルタントの天野辰彦さんら二十六人に、藤田忠夫市長が表彰状と記念品を手渡し、功績をたたえた。同表彰は市内の一般企業、組合で多年にわたり職務に精励し、市の発展に貢献した人を毎年、勤労感謝の日(十一月二十三日)に合わせて表彰している。


 藤田市長から表彰状を受け取る優良勤労者(18日午前11時すぎ、市役所で)

第2るんびに幼稚園「マラソン大会」で元気に園児力走

 小野田市高千帆台の第二るんびに幼稚園(渡辺和行園長、百十八人)のマラソン大会は十七日、東沖緑地公園のジョギングコースであり、子供たちが先生や保護者の声援を受けて健脚を競った。最初に年少の園児がスタートし、約五百メートルを走って息を弾ませてゴールへと駆け込んだ。年中が七百メートル、年長がコースを二周する一・四キロに挑み、盛んな声援を浴びた。この後、公園で弁当を食べ、親子で楽しい時間を過ごした。


 保護者の声援を受け、元気良く駆け出す子供たち(東沖緑地公園で)

2004年11月17日

冬の風物詩、青空魚市場活況

 宇部市港町の宇部港そばで、古里の“冬の風物詩”としておなじみの青空魚市場が開かれている。月待ちがにの名で売り出し中のガザミ(ワタリガニ)やカレイ、レンチョウなど旬の魚がトロ箱からあふれ、大勢の常連客が買い求めている。来年4月まで、生きの良い魚を提供する。青空市場は、土曜日をのぞく毎日、暗くなるまで開かれている。


 鮮魚が並ぶ宇部の“冬の風物詩”青空魚市場(港町で)

商工会議所女性会が20周年式典で決意新たに

 宇部商工会議所女性会(前村きみこ会長、六十一人)の創立二十周年記念式典は十六日、中央町のホテル河長であり、県内各地の商議所女性会の代表を含む百四十人が参加し“二十歳の門出”の喜びを分かち合った。
 同女性会は、宇部商工会議所の創立五十周年を記念し、一九八四年五月二十一日に婦人部会として誕生した。「平和で心豊かな社会を築く」という商議所女性会の活動指針に沿い、それぞれの事業に女性経営者としての手腕を発揮し、交通遺児の支援や宇部まつりへの参加、まちづくりの研修など、地域に根差した活動を展開している。


 永年会長を代表して前村会長(左)から表彰を受ける岡本さん(中央町のホテル河長で)

25日、藤田市長がフロンティア大で講義

 藤田忠夫市長は二十五日、宇部フロンティア大で人間社会学科社会福祉コースの三年生七十人を前に講義をする。
 同大の要請を受けて、授業の一こまとして実施。公共経営や環境経営をテーマに、学生に宇部市の取り組みを分かりやすく説明する。一時間半の講義の後、フリー討論を一時間ほど設けている。

来月18、19日、メモリアル東岐波少年サッカーフェスタ開催

 第15回メモリアル東岐波少年サッカーフェスタ2004(東岐波フットボールクラブ主催)は12月18、19の両日、阿知須町のきららスポーツ交流公園で開かれる。
 県内外から24チームが出場する。

来月12日開催「アクティブキッズワールドおのだ」の参加者募集

 全国七会場をネットで結び、遊びのチャンピオンを決める子供の集団遊び体験推進事業「アクティブキッズワールドおのだ」は、十二月十二日午前十時から小野田市民館で開かれる。段ボールビルドやロングロープ二十㍍走など、グループや個人で競い楽しむメニューが盛り込まれており、市教育委員会では参加者を募集している。全国子ども会連合会主催。
 参加対象は小学生で、五人一組か個人で参加する。子ども会に未加入でも受け付ける。体育館用シューズ、水筒、タオルは持参する。希望者は二十二日までに市子連事務局の市教委社会教育課(電話82―1204、ファクス84―8691)へ。


 「アクティブキッズワールドおのだ」のチラシ

2004年11月16日

台風禍の葉物、下げ気味も高値続く

 相次ぐ台風の襲来で、葉物を中心に秋冬野菜の価格が急騰した。ひところほどではないが、高値基調は変わらず“鍋の季節”は沈滞ムード。「平年並みに戻るのは、もう一カ月はかかる」と関係者は予測する。ここにきて暖かい日が続き、入荷量が増加。ハクサイ四分の一カットが百九十八円、レタス一玉三百九十八円、ダイコン中サイズ百九十八円にまで下がった。中国産も入れ、野菜全体の価格安定化を図っているが「まだ高い」というのが実状だ。


 安くなってきたとはいえ、一部はまだまだ“高値の花”の野菜売り場(フジグラン宇部で)

福山競馬場外発売所「シャトル宇部」開所、ファンらレース堪能

 宇部市東岐波の福山市営競馬場外発売所「シャトル宇部」が、十五日オープンした。県内では初めての場外発売所の開所に、オープン時には約三百人が詰め掛けた。場内では東京シティ競馬(大井競馬場)のナイターレースが発売され、来場者は馬券購入のためのマークシートに四苦八苦しながらも、競馬を楽しんだ。
 シャトル宇部は、福山競馬の五カ所目の場外発売所として民設公営で設置。一万三千二百平方メートルの敷地に、鉄骨造り二階建て、延べ床面積二千七百七十八平方メートルの建物。観覧席は一般席二百五十八席のほか、特別観覧席、ロイヤル席があり、最大収容人員は八百人。


 オープニングのアトラクション(シャトル宇部で)

ナイターレースを観戦する来場者(シャトル宇部で)

最上級の五つ星マイスターに津村さんと伯野さん

 米に関する知識と技能を兼ね備えた専門家を育成する、五つ星マイスター認定試験で、宇部市から津村勝彦さん(45)=津村米穀店=と伯野健悟さん(35)=ニシムラ商事=の二人が合格した。日本米穀小売商業組合連合会が初めて行ったもので、二人は最上級の“お米マイスター”としてお墨付きを受けた。
 試験は全国約三千人の三つ星マイスターを対象に実施。このほど、合格者が決まった。より専門的なマイスターを育成するため、精米技術、玄米鑑定、米穀商品説明、炊飯技術、炊飯官能評価の五科目で、試験官とのマンツーマンで行われた。合格者は全国で百七十人、県内は四人。


 五つ星マイスターとなった津村さん(右)と伯野さん(宇部日報社で)

山陽町の女性消火競技大会で厚和産業Aが優勝

 山陽町で十五日、女性消火競技大会が行われ、七事業所十三チームが参加し、初期消火活動の正確性を競い合った。山陽地区危険物安全協会が毎年火災予防運動期間中に開いている。春は男性、秋は女性を対象に実施している。
 優勝は厚和産業A(山本涼子、迫田和子、小玉和賀恵組)。続いて同社のBチーム(上園智子、立花美樹、西村有加組)が準優勝と上位を独占。三位にFDK(川空明美、村田美代子、縄田浩子組)が入った。


 チームワークで消火活動する参加者(町消防本部前で)

2004年11月15日

「おもしろファーム」初イベントで演劇の魅力体感

 新天町を中心としたまちづくりを目指す「元気創造おもしろファーム」(美澄武代表)は十四日、来年二月の発足を前に、初イベントとして、小学生を対象とした演劇のワークショップを宇部フロンティア大で開催した。講師は、宇部市出身で、脚本家や演出家として国内外で活躍する品川能正さん(東京ギンガ堂代表)。参加した六十人の子供たちは、動きを伴うさまざまなゲームで、演劇の楽しさを体感した。


 仮想の縄跳びで演劇の魅力を体感する子供たち(宇部フロンティア大で)

ときわ公園市民大茶会に800人を越す市民が来場

 宇部市内の茶道三流派が合同で行う第七回「ときわ公園市民大茶会」は十四日、ときわレストハウスなど園内の三カ所であり、朝早くから多くの市民が詰め掛けた。宇部観光コンベンション協会主催、宇部日報社など後援。会員らのお点前を見ようと、三会場合わせて八百人を超す市民が来場。藤田忠夫市長も訪れた表千家の会場では、十席以上行い、会員ら六十人が対応に追われていた。五十鈴古流の生け花展、トレトレ野菜市、宇部銘菓即売会なども同時開催された。


 茶道具の説明を受ける藤田市長ら(ときわレストハウスで)

14日はくすのき芸文フェスタやあじすふれあいまつりなど多彩な催し

 宇部市・楠町合併記念の第十三回くすのき芸文フェスタは十四日、楠総合センターと船木ふれあいセンター周辺で行われた。ダンディ坂野のライブショー、特捜戦隊デカレンジャーショー、芸能音楽発表大会など多彩な催しがあり、地域住民ら約二万人(主催者発表)が詰め掛けた。
 親ぼくを深める町民参加の手作りイベント、第十八回あじすふれあいまつり(同実行委員会主催)は十四日、JR阿知須駅前周辺を歩行者天国にして開かれた。「あじすの元気・見付けた!」をテーマに、さまざまなイベントが行われ、多くの人で盛り上がった。


 ダンディ坂野のライブを楽しむ来場者(楠総合センターで)

祭りを楽しむ町民ら(阿知須駅前の歩行者天国で)

まつり山陽、龍舞などで両市町の融和演出

 第十七回まつり山陽は十四日、厚狭駅前の商店街をメーン会場に開かれた。町の無形民俗文化財「大行司・小行司・乙姫行列」と、小野田市の「龍舞」が練り歩き、来春合併する両市町の融和を演出。祭り会場は約二万人(同祭実行委員会発表)の人出でにぎわった。十三日には埴生漁港で、前夜祭イベントの花火大会があり、約一万五千人が夜空を焦がす大輪を楽しんだ。


 商店街を練り歩く大行司・小行司・乙姫行列(厚狭駅前商店街で)

夜空を焦がす夢花火(埴生漁港で)

2004年11月13日

山口大病院で携帯電話使用OK

山口大医学部付属病院(沖田極院長)は、これまで病院内での携帯電話の使用を全面禁止にしていたが、救急部門や検査室などの規制場所を除き、使用を認めた。患者や見舞客の利便性向上のためで、既に十日から解禁している。 携帯電話を使用する際に発する電磁波の影響で、ペースメーカーや心電図などの医療機器、検査機器に誤作動の危険性があるとして、これまで病院施設での使用は禁止されていた。同病院でも、全面使用禁止とし、緊急連絡の必要性がある医療スタッフについては、電磁波が弱く医療機器への影響がないPHSを使っていた。

宇部マテリアルが中越地震義捐金に200万円

宇部マテリアルズ(光井一彦社長)と同社役員と管理職、労働組合員は十二日、新潟県中越地震への義援金として、二百万円を宇部日報社に寄託した。 一日から八日まで社内で募ったところ、本社をはじめ宇部工場、美祢工場、千葉工場、東京本部や各営業所の四百七十人が九十七万四千円を寄せた。これに、同社が百二万六千円を加えた。


 義援金を手渡す光井社長(左、宇部日報社で)

全国男女共同参画宣言都市サミットinみと

全国男女共同参画宣言都市サミットinみとは十二日、茨城県水戸市の県民文化センターで開かれた。全国から千六百人が参加し、基調講演や宣言都市首長によるシンポジウムなどを通して、女性のチャレンジ支援施策の整備や参加都市同士の交流を進めて、男女が認め合い、支え合う社会の実現に向けて気持ちを一つにした。宇部からは藤田忠夫市長がパネリストとして地元の取り組みや条例をアピール。市内の女性団体の代表ら四十人もサミットに駆け付け、各宣言都市の工夫や新しい考え方を吸収した。


 サミット共同宣言をする首長たち(茨城県民文化センターで)

山陽町で住宅地にクマ出没

厚狭警察署は十二日、山陽町杣尻地区で相次ぎ目撃された大型動物を、足跡や情報の信頼性からクマと断定した。行政や警察は広報車などを通じて住民に警戒を呼び掛けるとともに、付近のパトロールに当たっている。 十二日に物見山公園で目撃されたクマは、体長七十㌢と五十㌢ほど。母子グマらしい。午前十時すぎに、遊歩道を散歩中の篠田勝行さん(72が、約五十㍍前方の道上をゆっくりと歩く二頭を目撃した。五十㍍ほど先は民家がある場所だった。 篠田さんは日本山岳会の会員で、日本中の山々を登山しており、過去に二回クマを目撃したこともある。二頭のクマは篠田さんと同方向にゆっくりと歩を進めていたが、足音に気付き、園内東方に素早く走り去った。


 クマを目撃した場所を指差す篠田さん(物見山公園で)

2004年11月12日

最高気温24.6度でカイコウジュ狂い咲き

“霜月”11月も中旬にかかり、そろそろ冬の足音が聞こえてもおかしくない時期だが、11日の最高気温は24.6度を記録(市役所防災課調べ)。ほぼ夏日の暑い一日となった。記念会館ではデイゴの名称で親しまれるカイコウジュが狂い咲き。一風変わった南国ムードを演出している。


 深紅の花を咲かせるカイコウジュ(記念会館前で)

船木幼稚園で親と子の交通安全教室

 親と子の交通安全教室は十一日、船木の船木幼稚園(岡崎善麿園長)であり、園児とお母さん約百人が横断歩道の正しい渡り方を勉強した。JA山口宇部主催。 小さいころから、交通安全についての意識を高めてもらおう、と自賠責保険事業を委託運営しているJA山口宇部が年二回、市内の幼・保育園で開いている。講師は、県警本部交通安全企画課の大村秀一警部補、槌屋泰子巡査部長、小野田警察署の秋本主計警部補が務めた。


 左右の安全を確かめながら横断する園児(船木幼稚園で)

「買い物バスサービス」好発進、実験期間は来年1月まで

「宇部地域における環境にやさしい交通体系実現のための調査」が今月から始まった。実証実験は二つ。大型商業施設にバスで行き、ポイントを集めるとバスカードがもらえる「買い物バスサービス」は利用者の間で徐々に浸透中。商業施設の駐車場にマイカーを置き、バスで通勤する「パーク・アンド・バスライド」には、会社員や公務員ら三十三人が参加している。実験期間は、来年一月までの三カ月間。
 パーク・アンド・バスライドの参加希望や問い合わせは、市交通局(電話31-1133)まで。


 カードを渡す利用者(12日午前10時、フジグラン宇部インフォメーションで)

スタンプカード、乗車証明書、バスカード

彫刻家・柳原義達さん死去

 宇部市の現代日本彫刻展の創設や運営に尽力し、日本の具象造形をリードしてきた彫刻家で文化功労者の柳原義達(やなぎはら・よしたつ)さんが十一日午前十時七分、呼吸不全のため東京都世田谷区の病院で死去した。九十四歳。葬儀・告別式は十七日午前十一時から、東京都杉並区永福一-八-一の築地本願寺和田堀廟所。自宅は世田谷区赤堤一-三八-三。喪主は妻操(みさお)さん。
 兵庫県神戸市生まれ、東京美術学校(現東京芸大)卒。国画会を経て新制作派協会彫刻部の創設に参加した。五二年にフランスに留学し、帰国後は、生命感みなぎる「道標」シリーズや裸婦像を発表。五八年に第一回高村光太郎賞、七四年に中原悌二郎賞を受賞。九六年に文化功労者となった。日本大の教授も務めた。


 柳原義達さん

1年生と園児のほのぼの交流会

 山陽町の出合小(末冨俊二郎校長)と出合保育所(古谷京子所長)の交流会が十一日、同小であり、一年生と年長児がゲームで交流した。遊び方を説明したり、こつを教えたりと児童たちは、すっかりお兄さんお姉さん気分。あちこちで大きな歓声が上がる楽しい交流となった。


 1年生が作った魚釣りゲームを楽しむ園児たち(出合小で)

2004年11月11日

母親クラブがPTAなどと共同で統一基準のマップ作成

 宇部市地域活動(母親クラブ)連絡協議会が、厚生労働省のモデル事業として「地域の安全づくり事業」に取り組む。PTAや老人クラブなど四団体と共同で、こども一一〇番の家や通学路の危険個所、公園を記したマップを作成。来年三月までに、市で集約する。第一歩として十一日午前十時から、宇部フロンティア大で勉強会を開催。関係者約百五十人が安全対策に向けての認識を深め、具体的なマップ作成法を学んだ。


 石田講師からマップづくりの意図などを聞く参加者(11日午前10時すぎ、宇部フロンティア大で)

防災意識の高揚に事前研修が有効

 各地で自然災害が発生しているが、住民の防災意識を高めるのに、事前の研修が非常に有効であるということが、NPO法人防災ネットワークうべ(略称BNU・三浦房紀理事長)と宇部市が実施したアンケート調査で分かった。調査は、八月二十七日に厚南小であった市総合防災訓練の参加者を対象に実施。百五十六人から有効回答があり、BNU会員の村上ひとみ山口大工学部助教授が集計・分析した。
「事前研修に参加したグループと、参加しなかったグループとで、大幅な差異が生じたことは興味深い。研修の参加者が真剣に取り組んだ証拠。いざという時に行動の差が生まれてくるのでは」と村上助教授。

新天町名店街組合が活動拠点施設の名称募る

 宇部新天町名店街協同組合(美澄武理事長)は、新天町を中心としたまちづくりを目指す「元気創造おもしろファーム」の活動拠点となる施設(新天町二丁目)の名称を募集している。同組合事務所も中津瀬神社境内から移転。美澄理事長は「市民に名称を考えてもらい、愛着のある施設にしたい」と話している。
 締め切りは十二月二十日。応募は、官製はがきに施設の名称、住所、名前、年齢、電話番号を記入し、宇部市新天町二-二-一九 同組合事務所まで。問い合わせも同事務所(電話21-9887)へ。

来月5日、自然保護協会が「ふるさとの樹を訪ねて」開催

 宇部自然保護協会(杉直人会長)は十二月五日午前八時から「ふるさとの樹を訪ねて-時を生きた風景」を開催する。市天然記念物のモミノキ(小野藤河内)などを巡る。
 参加費は三千円で定員は四十五人。申し込み、問い合わせは凡喫茶店(電話21-5250)へ。三十日締め切り。

池永さんが教育委員長に就任

 宇部市の教育委員長に、池永哲二さん(54)=東須恵=が就任した。任期は九日から来年十一月八日まで。池永さんは「難しい問題は多いが、宇部の将来を担う子供たちのため、市と協力しながら、教育の充実に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
 伊東昌昭前教育委員長の退任に伴い、九日に市役所で行われた教育委員会議で選任された。池永さんは防府市生まれ。山口農高を卒業後、協和発酵に入社し、一九七九年から同社宇部工場に勤務。教育委員は、二〇〇〇年から務めており、現在二期目。


 教育委員長に選任された池永さん

「朝市」好評、常連客増えにぎわう

 山陽町貴船町東の精神障害者共同作業所「あさレインボー」の朝市が好評だ。毎月第二、四火曜日に、町内の農家から仕入れた旬の野菜を安価で販売。六年目を迎え、常連客と利用者も顔見知りとなり、商売の枠を超えた交流を繰り広げている。
 朝市は毎回午前八時四十五分から。十一月は第四火曜日が祝日のため、三十日に振り替える。


 「新鮮野菜が安い」と住民たちに好評の朝市(あさレインボーで)

2004年11月10日

台風がきっかけ、40年ぶりに「大派炭」見つかる

 宇部市発展の原動力になった沖ノ山炭鉱産の石炭。実物は常盤公園の石炭記念館などで見ることができるが、展示・保存されているのは高品質の五段(いつだん)炭ばかり。家庭用として庶民に親しまれていた大派(おおは)炭は残っていないとされていたが、市内の元旅館でこのほど大量に見つかった。所有者の笠井壮坪(そうへい)さん(85)=居能町=は「貴重な史料になり得るのなら、市に無償で提供したい」と話している。


 見つかった大派炭と笠井さん(左)ら(居能町の笠井さん宅で)

探検やキャンプなど、「あそびの城・うべ」が人気

 子供の居場所づくりに、と先月から毎週土曜日に常盤公園を中心に開かれている「あそびの城・うべ」が人気を呼んでいる。毎回、五十―七十人が参加し、学校の垣根を越えてレクリエーションを楽しむ。主催者は「予想以上の反響」と、大忙しにうれしい悲鳴を上げている。
 文部科学省が今年度から三カ年度、全国の百三十カ所で開設する地域子供教室推進事業。県内では宇部市だけで、レクリエーション協会、市民団体、地域住民、学生らが実行委員会を組織して運営している。


 芋汁を作る子供たち(ときわ少年キャンプ場で)

厚南校区大森自治会で住民がごみステーション建設

 ごみの分別回収が定着してきた宇部市。厄介なのが月一回、回収しているペットボトルや瓶・缶類、古新聞、段ボールなどの資源ごみ。各自治会ごとに回収場所を定めて実施しているが、雨天の日は置き場に困っているのが実情で、厚南校区の大森自治会(松永茂夫会長)では住民自ら、ごみステーションを建設した。


 住民の手で建設された大森自治会ごみステーション

山陽町でクマ? 発見できず警戒を呼びかける

 八日午後四時半ごろ、山陽町杣尻の県道小野田山陽線沿いで、クマらしき大型動物が道路を横切ろうとしたのを、近くに住む男性(69)が目撃し、厚狭警察署に通報した。クマのものとみてほぼ間違いないという足跡も目撃現場付近数カ所で見付かり、同町と小野田市は九日までに、周辺の自治会、学校に対して注意を呼び掛けるなど対応に追われた。隣接する江汐公園も含め、広範に捜索したが、発見できず、引き続き警戒を呼び掛けている。


 江汐公園の入口に立てられた利用制限の看板(江汐公園第2駐車場で)

2004年11月 9日

JAや青果市場の協力で地産地消の輪広がる

 地元で取れた新鮮な野菜を学校給食に使うことで、地産地消を推進している宇部市内の小・中学校。現在、五校が朝市から直接、仕入れているが、市などでは、より多くの子供たちに地元の野菜を提供しようと、九校の給食を扱う市学校給食センター(大塚忠行所長)への納入も考え、JAや市場の協力で、来年早々からの導入を検討している。


 給食をおいしそうに味わう5年生(琴芝小で)

荒滝山登山に市民100人が参加

 新しい宇部市の誕生を記念した東吉部の荒滝山登山は八日、約百人が参加してあり、山頂三百六十度の大パノラマを楽しんだ。市男女共同参画センター主催。
 荒滝山は、秋芳町との境にある山。旧宇部市では小野の平原岳(標高三九五メートル)が最高峰だったが、合併により標高四六九メートルの荒滝山が最も高い山になった。


 山頂を目前にした参加者(荒滝山で)

市水道局がPR・災害時用のペットボトル飲料水製造

 宇部市水道局(今井信之局長)は、水道事業のPRと災害時備蓄用のため、ペットボトル飲用水「カッタ君のふる里うべの水」を製造した。県内では下関水道局、柳井地域広域水道企業団に次いで三番目。
 完成したペットボトルは五百ミリリットル入り三千六百本。同局の中山浄水場で緩速ろ過した水を、広島県内の業者でペットボトル詰めした。賞味期間は二年間。水道法では基準のない腸球菌など特殊な細菌検査も、大分県薬剤師会で実施し、万全を期した。ラベルには常盤公園とカッタ君物語のキャラクターをデザインしている。


 安全でおいしい水をPRする市水道局のペットボトル飲用水

05年度予算編成方針発表

 宇部市は九日、二〇〇五年度の予算編成方針を発表した。楠町との合併後、初の通年予算となるが、一段と厳しい局面を迎えた財政事情に対処するため、廃止や延期を視野に入れて事務事業を積極的に見直し、これまで以上に施策を絞り込む。重点四施策と義務的経費を除く事業は「〇四年度当初予算の85%の範囲内」と、見積もり基準を設けた。
 国の三位一体改革の行方は依然、不透明。〇五年度の市の財政状況は、給与所得の持ち直しや配偶者控除廃止などの税制改正で、市税の収入は見込めるものの、基金残高の減少、ごみ処理施設の元金償還開始による公債費や少子・高齢化による扶助費の増大などで、硬直化が進む。

「炊き出しボランティア隊」、被災者の心温める

 小野田市と山陽町の有志十一人でつくるボランティア隊が、新潟県中越地震の被災地の一つ、小千谷市での炊き出しを終え、八日夜、帰郷した。今も続く余震の恐怖を乗り越え、うどんを振る舞い、つらい生活を送っている市民の心を温めた。
「炊き出しボランティア隊」は、小野田市議の中元稔さんを中心に、市議、大学生、社会人、両市町の職員らで編成した。五日に出発、六日午後に小千谷市入りし、早速両首長から託された義援金、救援物資(タオル)を届けた。避難所に指定されている小千谷小で野営し、七日朝から肉うどん約千食分を提供。昼すぎには、鍋に汁の一滴も残らない“完食状態”で大いに喜ばれた。避難所生活を強いられている市民とも対話し、激励の言葉を掛けた。


 うどんを振る舞い、勇気付ける一行(小千谷市で)

2004年11月 8日

日報中学駅伝、男子は厚南A6連覇、女子は厚狭A連覇

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会(日報駅伝)は七日、常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれた。立冬とは思えぬ、汗ばむほどの陽気の中、男女計四十三チームが、一本のたすきに思いを込めて、常盤湖畔を熱走。六区間十八・六キロで競った男子は厚南Aが1時間3分30秒で六連覇、同十二・四キロの女子は厚狭Aが46分24秒で連覇を達成。いずれも二位に1分半以上の差を付ける圧勝で王座を守った。宇部日報社主催、市体育協会、市教育委員会、市中学校体育連盟、市陸上競技協会、県中学校体育連盟西部地区連絡協議会共催。


 ゴールテープを切る男子優勝の厚南Aの藤野翔太郎選手(常盤公園管理事務所前で)

女子優勝の厚狭Aの石川鮎美選手(常盤公園管理事務所前で)

常盤中野球部 vs OB、和やかに交流戦

 常盤中野球部対OBの第一回交流戦は七日、同校グラウンドで開かれた。選手たちは先輩の胸を借りて、和やかムードの中、熱戦を繰り広げた。一九八五(昭和六十)年夏の甲子園大会で準優勝を果たしたOBも参加。かつて指揮を執った監督も、久しぶりに教え子たちに「勝つぞ」と、げきを飛ばしていた。
 試合は三年、二年、一年の順で対戦。野球部は0-2、0-13、1-10と敗れはしたが、市内で活躍する大人の選手を相手に健闘した。


 試合前に握手を交わす江口浩司さん(右)と3年の日高亮君(常盤中グラウンドで)

合併後初の臨時議会、市教育委員に石川さん

 楠町との合併後初の宇部市議会臨時会が八日、改修された議場で開かれた。議員数は宇部地域が三十一人、楠地域が十六人。臨時議会で四十七人が一堂に介し、常任委員や議会運営委員を選任した。市教育委員会委員には、前楠町教育長の石川寿一さん(68)=厚南=が選ばれた。 宇部市の条例定数は三十二人(現在死亡により一人減)だが、二〇〇七年四月に予定されている次期市議選までは、在任特例で四十七人となる。旧楠町議は大谷誠文議員を代表として八人で構成する楠風会(なんぷうかい)と、誠和会(山本哲也代表、四人)、みどりの会(沖谷和夫代表、三人)の三会派を結成した。山村通弘議員は無所属。


 新市の議員たちがそろった臨時議会(8日午前10時すぎ、市議場で)

厚陽小児童が厚狭漁港で体験学習会

 山陽町の厚狭漁港で六日、「楽しい漁業こども見学・体験学習会」が開かれ、厚陽小の児童が魚をさばいたり、競りに挑戦したりと漁業の一端に触れた。漁村の子供たちに、地域で取れる海産物や生産現場をより知ってもらおうと、県美祢農林事務所が企画。厚狭漁協(政田正義組合長)が全面的にバックアップした。


 魚を落札しようと番号札を上げる児童(厚狭漁港で)

2004年11月 6日

北野さんの伝書バトが全国大会で優勝

 百羽の伝書バトを自宅で育てている北野一郎さん(57)=宇部市則貞=のハトが、三日に静岡-茨城間で行われた第七回読売新聞社杯二百キロ競翔(きょうしょう)大会(日本伝書鳩協会主催)で優勝。千羽を超える伝書バトを退けての快挙となった。長年にわたり、良い血統の配合を研究し、奮闘してきた北野さん。「将来は優秀な種バトになるのでは」と期待している。


 全国優勝の快挙を成し遂げた北野さん(則貞の自宅鳩舎で)

「おもちゃ病院」来月開院 ドクター、ナース募集

 シニアの知恵と人脈を地域活性化に生かす活動を繰り広げている県アクティブシニア協会(AYSA=アイサ)西部支部は、壊れたおもちゃを無料で直す「宇部おもちゃ病院」を、十二月から“開院”する。現在、ドクター、ナースを募集している。子供にとって、おもちゃは宝物。しかし、最近は壊れてしまうと修理できずに、すぐに捨ててしまうのが実情。そこで、定期的に病院を開院し、子供の目の前で直すことにより、科学する心、ものを大切にする心をはぐくむ。
 スタッフの申し込みは、副院長の梅原達也さん(電話31―5403)へ。

厚南地区連が地元市議と懇談会

 厚南地区連絡協議会(石本喜一会長)は五日、厚南市民センターで地元選出市議との懇談会を開き、地域の課題について情報を交換し、共通理解を養った。厚南、西宇部、黒石、原の四校区の役員と市議七人、事務局職員の計三十一人が出席した。
 JR宇部駅前や道路網の整備、体育施設の確保など、六項目の共通課題と、各校区の実情に即した課題を市に要望しており、この見通しを中心に、市議会都市建設委員長の林勉議員が報告し、懇談を進めた。要望事項のうち、宇部駅から湾岸道路に至る宇部駅波多野開作線や、厚南地区を横断する市道岩鼻中野開作線の整備は、ほぼ計画通りに進んでいることが報告された。

福山競馬場外発売所、15日オープンへ準備着々

 十五日にオープンする宇部市東岐波の福山市営競馬場外発売所「シャトル宇部」では、内装工事もほぼ終わり、発券機のオンライン化や職員の事前研修など最後の準備作業が始まった。
 シャトル宇部は、ハイパーモール・メルクス宇部の北側。一万三千二百平方メートルの敷地に、鉄骨造り二階建て、延べ床面積二千七百七十八平方メートルの建物。観覧席は一般席(無料)二百五十八席、特別観覧席(七百円)百四十席、ロイヤル席(二千円)三十席で、最大収容人員は八百人。発売窓口二十四カ所、払戻窓口七カ所のほか、レストランや売店が設けられている。


 完成したシャトル宇部のロイヤル席

事前研修に励むパート社員(東岐波前田で)

新潟県小千谷市へ「炊き出しボランティア」11人出発

 小野田市と山陽町の有志十一人が、新潟県中越地震により今も避難所生活を強いられている小千谷市で炊き出しを行うため、五日に小野田を出発した。七日午後にうどん千食分を振る舞い、厳しい生活を送っている同市民を激励する。


 現地へ向かう炊き出し隊(小野田市役所前で)

両首長から親書、義援金を受け取る中元隊長(小野田市役所前で)

2004年11月 5日

秋空の下 華麗にコスモス

 好天が続いている宇部地方。川上から善和に抜ける国道490号沿いでは、コスモスの華麗な花が風に揺れ、ドライバーの目を楽しませている。


 秋風に揺れるコスモス(善和の国道490号沿いで)

日報中学駅伝、43チームが近郷一かけ7日号砲

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会(日報駅伝)は、七日午前十時半から常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれる。男子二十七チーム、女子十六チームの計四十三チームが出場。近郷一を目指し、常盤湖畔を舞台にデッドヒートを繰り広げる。宇部日報社主催、市体育協会、市教育委員会、市中学校体育連盟、市陸上競技協会、県中学校体育連盟西部地区連絡協議会共催。


 6連覇を目指す男子厚南の選手たち(同中で)

小・中学生作文コンクール(日報作文)の入賞者決まる

 第四十四回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(日報作文)の入賞者が決まった。特選三点は、市長賞(小学校低学年)に黒石三年の槌田麻里さんの「あなたも私たちといっしょだよ」、市教育長賞(同高学年)に見初六年の福原仙也君の「ひよっこ」、宇部日報社長賞(中学校)には高千帆三年の安田真奈美さんの「中三の夏」が選ばれた。福原君は三年生の時と昨年に続き、三度目の特選に輝いた。表彰式は二十日午後一時半から、市男女共同参画センターで行う。宇部日報社主催、市教育委員会共催。


 宇部市長賞の槌田麻里さん

市教育長賞の福原仙也くん

小野田市、山陽町の合併について12日から住民説明会

 小野田市と山陽町の社会福祉協議会の合併協議会(会長・森田純一小野田市社協会長)は四日、山陽町であり、協定項目の審議を終えた。理事会・評議員会への報告を経て、十二日から十九日にかけて住民説明会を開き、新しい社協の方向性、各種サービスの取り扱い案について示す。県議会の議決、行政手続きがスムーズに進めば、来年三月二十二日には新しい「山陽小野田市」が誕生する。社協もこれに合わせ急ピッチで作業を進めていく。
 説明会についての問い合わせは市社協(電話83―2344、83―9526)へ。
日程は次の通り。
 ◇小野田▽十二日=須恵公民館▽十四日=有帆公民館▽十五日=小野田公民館▽十六日=高泊公民館▽十七日=本山公民館▽十八日=高千帆福祉会館▽十九日=赤崎公民館
 ◇山陽▽十六日=厚陽公民館▽十七日=山陽総合福祉センター▽二十日=埴生公民館

2004年11月 4日

合併記念宇部まつりに18万人

旧楠町との合併記念となる第五十三回宇部まつり本祭は三日、常盤通りとシンボルロードを歩行者天国にして、市街地周辺で開かれた。午前中の雨で出足が悪かったが、十七万五千人(主催者発表)が詰め掛け、にぎわいを見せた。常盤通りのパレードには四十団体五千五百人が参加し、祭りを盛り上げた。市役所裏のハーモニー広場で開かれた二日の前夜祭には、五千人が訪れた。


 パレードの踊りで祭りを盛り上げる長州南蛮連のメンバーたち(常盤通りで)

中国高校野球、大逆転で宇部商V

第百三回秋季中国地区高校野球大会は二、三の両日、鳥取県の米子市民球場で準決勝、決勝が行われた。決勝では宇部商が、8点差をひっくり返す大逆転劇を演じ、関西(岡山)を12-9で破り優勝。十年ぶり三回目の中国王者に就き、来春のセンバツを確実にするとともに、十二日から東京で開かれる明治神宮大会高校の部への出場を決めた。


 中国大会を制した宇部商の選手たち(米子市民球場で)

決勝の関西戦、宇部商は8回裏2死2、3塁から江本の3塁打で工藤、好永が相次いで生還し、リードを広げる(米子市民球場で)

合併記念宇部まつりに18万人

旧楠町との合併記念となる第五十三回宇部まつり本祭は三日、常盤通りとシンボルロードを歩行者天国にして、市街地周辺で開かれた。午前中の雨で出足が悪かったが、十七万五千人(主催者発表)が詰め掛け、にぎわいを見せた。常盤通りのパレードには四十団体五千五百人が参加し、祭りを盛り上げた。市役所裏のハーモニー広場で開かれた二日の前夜祭には、五千人が訪れた。


 パレードの踊りで祭りを盛り上げる長州南蛮連のメンバーたち(常盤通りで)

吉部八幡宮「芋煮え祭り」で伝統の吉部村芝居奉納

 吉部八幡宮(野村清風宮司)の「芋煮え祭り」は三日、宇部市東吉部の同八幡宮であり、吉部文化推進会(渡辺英雄会長)の伝統芸能「吉部村芝居」が奉納された。郷土名物「竿(さお)まんじゅう」などの販売もあった。


 大盛況の村芝居(吉部八幡宮境内の吉部文化センターで)

小野田まつり、龍舞や古式行事に5万人が歓声

 小野田まつり(同実行委員会主催)は三日、市商工センターと市民館で本祭が行われた。両会場を結ぶメーンストリートは歩行者天国となり、各種団体によるシャギリパレード、祭りのシンボル龍舞、山陽町の古式行事保存会による歴史ある行列などが繰り広げられた。雨が降ったが、親子連れ、若者ら五万人(主催者発表)が繰り出し、合併を前に小野田市としては最後となる祭りを楽しんだ。


 小野田のシンボル龍舞(パレード会場で)

山陽の古式行事が競演(パレード会場で)

2004年11月 2日

新生・宇部市スタートで終日祝賀ムード

 宇部市と楠町が合併し、新生・宇部市となった一日、市内では式典のほか合併記念植樹と、ちょうちん行列も行われ、終日祝賀ムードに包まれた。
 真締川河畔では午後三時半から、市木・クスノキの記念植樹が行われた。植樹されたのは以前、南神原公園(旧神原苗ほ)にあった高さ約八メートルの大木。今春、真締川公園に仮植えされ、養生していた。同公園内にあったクスノキは、万倉ふれあいセンターにも移植されている。
 ちょうちん行列は、真締川まつり実行委員会(河村泰輔会長)が、午後六時から常盤通りで開催。参加者は予想を大幅に上回る約八百人に達し、市中心部にろうそくの明かりがともった赤いちょうちんの帯が伸びた。合併にまつわるちょうちん行列は、市制施行の一九二一(大正十)年以来、八十三年ぶり。


 クスノキの記念植樹をするイングリッシュ副学長、藤田市長、武波特別参与、季市長代理(左から、真締川公園で)

子供から大人まで800人が参加して合併初日の夜を華やかに彩ったちょうちん行列(常盤通りで)

小野田まつり、あす本番

 小野田まつりは二日から始まり、三日に商工センター、市民館で本祭が行われる。両会場間には歩行者天国を設けて多彩なシャギリパレードが繰り広げられる。合併作業が進んでいる山陽町との交流を深めるため、同町の古式行事も招く。
 両会場間は無料シャトルバスで結ぶ。コースは市民館―小野田サンパーク―国道190号バイパス―市民館。

2004年11月 1日

合併記念式典で新市の門出を盛大に祝う

 宇部市と楠町が合併し、一日に新しい宇部市が誕生。午前十時から記念会館で合併記念式典が行われ、約千三百人が出席して、新市の飛躍と発展を願った。午後からは、記念植樹やちょうちん行列も行われ、盛大に新市の門出を祝う。平成の大合併は、県内四番目。
 両市町は昨年三月に合併協議会を設置。新市建設計画の協議を重ね、議会での議決や総務大臣の告示を経て、合併当日を迎えた。新宇部市は七万五千六百九十七世帯、人口は十八万五百七十二人(十一月一日現在)で、下関に次ぎ県内二番目。面積は二百八十八平方キロで五番目の広さになった。市木はクスノキ。市花はサルビアとツツジ。


 新市の発展に向けて式辞を述べる藤田市長(1日午前10時20分、記念館で)

1日、楠総合支所と消防出張所の開所式

 宇部市楠総合支所と市西消防署楠消防出張所の開所式は、旧町役場前で、職員と署員約百二十人が出席してあり、藤田忠夫市長、武波博行特別参与らが庁舎の新しい表札を除幕し、市旗の掲揚を見守った。消防車両を前にテープカットも行った。


 消防車車両でテープカットをする藤田市長ら(1日午前8時半ごろ、楠総合支所前で)

最新の偽造防止技術採用の新紙幣、今日からお目見え

 新紙幣三種類が一日から登場した。一万円札の肖像はこれまで通り福沢諭吉だが、裏面がキジから平等院に。新渡戸稲造だった五千円札は、戦後初の女性となる樋口一葉へと変わった。千円札は夏目漱石から野口英世にバトンタッチした。目新しいだけでなく、最新の偽造防止技術が採用されているとあって、市内の金融機関では営業開始と同時に、積極的に利用・交換に努めていた。
 三種券の刷新は二十年ぶり、新札発行は二千円札以来四年ぶり。図柄はこのほか、五千円札の裏面が富士山から尾形光琳の燕子花(カキツバタ)図に、千円札の裏面がタンチョウヅルから富士山とサクラに変わっている。三種とも偽造防止のため、お札を傾けると文字などが浮いて見える「潜像模様」などの技術が採用されており、現時点では世界で最も偽造されにくい紙幣になっている。


 新札を受け取る支店関係者(1日午前8時ごろ、山口銀行宇部支店で)

現代日本彫刻展公募部門初 外国人2作家が本展へ

 第二十一回現代日本彫刻展(宇部市など主催)の公募部門の審査が三十一日、ときわ湖水ホールで行われた。国内外から寄せられた二百八十四点の中から、来秋の本展で実物大に制作する入選十点と模型入選二十点が決定。史上初めて、外国人作家二人が公募部門を勝ち抜き、本展に出品することになった。全模型の一般公開は二日から九日まで。


 所狭しと並ぶ284点のミニ彫刻を見て回る選考委員ら(ときわ湖水ホールで)

小野田まつり前夜祭で「龍王伝説」復活

 小野田市を代表する地域芸能「龍王伝説」が、二日に市民館で開かれる小野田まつり前夜祭で、三年ぶりに復活する。「山口きらら博での感動をもう一度」と、ステージに立つ四十九人と裏方のスタッフが、本番を前にリハーサルに汗を流している。


 本番を前にリハーサルに励む参加者(市民館で)