2004年7月31日

台風10号、今夜にも最接近。上陸の恐れ。注意を

強い台風10号は三十一日午前十一時現在、室戸岬の南海上八〇㌔にあり、ゆっくりとした速度で北西に進んでいる。中心気圧は九七〇ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は三五㍍。強い勢力を保ったまま進んでいる。今後は次第に北向きに進路を変え、午後には四国か九州に上陸する可能性が高まり、県内に上陸する恐れもある。宇部地域には今夜半からあす一日の午前中にかけ最接近する見込み。


 台風に備えて漁船をしっかりと係留する漁業関係者(31日午前8時半ごろ、宇部港で)

県知事選、後半戦へ臨戦態勢

知事選は折り返し点を過ぎ、三十一日から後半戦に突入した。福江俊喜さん(63)無所属・共産推薦、二井関成さん(61)無所属・自民、民主、公明推薦、の両陣営とも「前半戦の反応は上々。残る一週間で、さらなる票の上積みを図っていく」と、態勢を引き締めている。
 【福江陣営】前半戦を終えて「まずまずの手応え」と吉田達彦・選対本部事務局次長。一日約十カ所の街頭演説では、連日の猛暑の中、最後まで耳を傾ける有権者が日ごとに増えているという。「特に、宇部、小野田地域や、かつて高校教員をしていた光、周南地域で反応が良かった」。後半戦も気さくな人柄に触れてもらう機会を設け、国の言いなりの県政からの脱却、知事の退職金問題などを訴え、着実な票の積み重ねを図る。残る宇部入りは三十一日夕と八月六日の二回。
 【二井陣営】二十八日に入った出身地の美祢市では、四年前を上回る歓迎を受けた。二十九日に萩市で開いた総決起大会では、五百人の会場に立ち見が出た。「二十六日の宇部大会も、序盤戦ながら大盛況だった。支持の広がりだけでなく、選挙戦に対する関心の高まりも感じる」と福田毅・後援会事務局長。西部の遊説を終えて、後半戦は東部主体に回る。引き続き、二期八年の実績と今後の県づくりを精力的に訴えていく。次回の宇部入りは、最終日の八月七日。

川上校区、子どもを守るマニュアル作成

「不審な車や人を見掛けたら、迷わずに110番通報を」。川上校区は八月一日の自治会便に合わせて「子供を守る緊急時の対応マニュアル」を、全戸二千五百五十世帯に配布する。ボランティアによる見守り隊の結成準備も進めている。
 七月初旬、校区内で子供が被害を受けそうになったと報告が続けてあったため、校区自治会連合会(黒高満義会長)が立ち上がった。

山陽中央病院、診療科目見直しなど赤字解消へ

小野田市・山陽町合併協議会(会長・杉原記美小野田市長)は三十日、山陽町の文化会館であり、合併協議の中で注目されていた病院の統合事業が審議された。多額の不良債務を抱えた山陽中央総合病院は、新たなメニューを盛り込んだ赤字解消策が提示されたこともあり、異論を唱える委員はなく、新市に引き継ぐことが決まった。
 主な内容は▽新市立小野田市民病院、同山陽市民病院として、業務、診療体制を引き継ぐ▽現行組織は病院局として一元化し、病院間の連携、機能分担の推進を図り、経営の効率化、基盤の強化に努める▽将来構想として、新市で検討委員会を設置し、統廃合を含め、速やかに調整する。

2004年7月30日

常盤公園で青空読書会

 第37回青空読書会(宇部市教育委員会主催)は30日、常盤公園桜山であり、市内の幼児と小学1-3年生の400人が木漏れ日の下、本の世界に引き込まれた。
「豊かな感性を求めて 心のふれあい」がテーマ。自然に恵まれた同園の中での本の読み聞かせを通じて、読書への関心を高めてもらうことが目的。


 自然の中で本を楽しむ子供たち(30日午前10時ごろ、常盤公園桜山で)

台風10号、明日にも上陸か

 強い台風10号は、三十日午前九時現在、八丈島の南西海上二五〇㌔にあり、ゆっくりとした速さで西に進んでいる。中心気圧は九六〇ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は四〇㍍。今後は次第に北向きに進路を変え、中四国や九州を抜ける見込みで、宇部地域には三十一日午後から八月一日夜にかけて接近・上陸する可能性がある。
 市防災課によると、今回の台風の進路に関しては、予想の難しい状態が続いており、接近時間などが大きく変わることがあるという。また、潮位が高い時期でもあり、高潮に注意する必要もあるとしている。

福江知事の政談演説会

 無所属新人の福江俊喜候補(63)=共産推薦=の政談演説会は二十九日、福祉会館で開かれた。告示から初の宇部入り。百五十人の支持者を前に「大型事業よりも福祉と教育へ予算を。県民と互いに手を取り合った県政を実現させる」と政見を訴えた。


 支持者からの声援に応える福江候補(中央、福祉会館で)

小野湖交流ボート中止

 台風の直撃が心配されるため、小野湖交流ボート大会実行委員会(常田泰雄委員長)は三十日午前九時すぎ、八月一日に下小野橋周辺で予定していた同大会の中止を決めた。翌週は知事選投票日のため、延期は断念。今年で九回目を迎える大会で、初めての中止となる。申し込みチームには、それぞれ連絡する。

地域ぐるみで健康づくり

 高齢者の生きがいと健康づくり推進事業として、宇部市は今年度から「健康づくりリーダー研修」に取り組んでいる。初年度は、黒石と西岐波をモデル校区に指定し、それぞれ四回シリーズで開催。豊かな長寿社会を築くため、地域住民が機能的に高齢者を支える仕組みを構築する。
 研修の対象者は、自治会連合会や民生児童委員連絡協議会、老人クラブ連合会、社会福祉協議会、婦人会のメンバーとして既に活動している人。健康や食生活、痴ほうについての知識を深めて、健康づくりのリーダーに育成。高齢者の健康維持・増進、介護予防を地域で働き掛けていく。


 土屋副院長の話しを聞く参加者たち(黒石ふれあいセンターで)

中学生派遣団がレ市へ出発

 夏休みを利用して、小野田市の姉妹都市、豪州レッドクリフ市を訪れる中学生海外派遣団が二十九日、出発した。帰国は八月十二日。
 派遣生は、三月に行われた英語暗唱大会の上位三人と、大会参加者から抽選で選ばれた三人。三十日にレ市入りし、八月九日までに、アレン・サザランド市長を表敬訪問するほか、同市内にホームステイし、小学校、高校の授業を参観する。週末には、ホストファミリーと過ごす。


 結団式で激励を受けた派遣生(市役所で)

2004年7月29日

高松選手の母校・常盤中に懸垂幕

 アテネ五輪にサッカーで出場する高松大樹選手(22)=大分トリニータ=の健闘を祈って、母校の常盤中(本池純校長、五百五十四人)に二十八日、懸垂幕が掲げられた。
 同校PTA・親師会(栗栖望会長)が寄贈したもので、縦九・三×横一・二メートル。南向きの第一校舎正面に、オリンピックが終わるまで張り出される。
 高松選手はオリンピックが終わった後、常盤中を訪問したいと話しており、懸垂幕はその時、出場記念として贈ることを計画している。


 揚出作業が行われる懸垂幕(常盤中で)

宇部市と楠町の老連が合併調印

 宇部市と楠町の合併を踏まえ、市老人クラブ連合会(柳三郎会長)と町老人クラブ連合会(荒川正寅会長)が二十九日、合併協定書に調印した。住民団体としては初の合併披露となり、これから互いの年齢を重ねて、老人クラブの発展と地域社会への貢献に力を合わせていく。合併期日は新市の誕生と同じ十一月一日。名称は市老連を継承する。
 両連合会の合併協議は、二月四日から七月二十三日まで七回にわたって行われた。町老連は、船木・万倉・吉部の各校区老人クラブ連合会として、当面は合併後の楠地区社協に事務局を置く。会長は柳会長が務め、楠の代表委員を副会長に加える。市老連は一九六三年の結成。町老連は七一年に発足。合併後の単位クラブは百四十九団体で、会員数は約七千六百人となる。


 調印後の握手を交わす両会長と市町の代表(29日午前10時半、福祉会館で)

就職請負人、奮闘中

「理想の就職、請け負います」―。山口情報ビジネス専門学校(宇部市上町一丁目)の岡村慎一教頭(45)は、県内で十人しかいないキャリアコンサルタントと産業カウンセラーの両方の資格を持ち、専門学生の就職指導や、県内高校生の就労アドバイスに活躍している。
 岡村さんは「有名な会社、給料が良い会社が、すべての人に理想ではない。就職しても何年かのうちに辞める人がいることを思うと、アドバイザーにとっては就職したらゴールというわけにはいかない。その人の価値観、行動パターンに基づき、働く意義から一緒に考えていきたい」と話す。


 「働く意義から考えよう」とアドバイスする岡村さん(左)

小野田市立病院で「夏休み高校生1日看護体験」

 夏休み高校生一日看護体験は二十八日、小野田市立病院(山下勝之院長)であり、宇部、小野田、美祢市の高校生八人が、医療現場で看護の喜びと苦労を学んだ。
 五月の看護週間にちなんだ行事で、医療、福祉分野を目指す高校生に体験の場を提供し、進路選択に役立ててもらおうと、夏休み中に実施している。


 患者と対話しながら洗髪を介助する高校生(市立病院で)

2004年7月28日

彫刻の中にミッキーマウスが

 彫刻の中にミッキーマウスが出現?―。実はこれ、作品の鏡面に影が映り込んだもの。猛暑の夏に、ちょっぴり笑える瞬間だ。
 宇部市中央町二丁目のシンボルロード沿い三角地帯に設置されている「SEED 増殖」。第十八回現代日本彫刻展(一九九九年)で、宇部興産賞を受賞した伊藤憲太郎さんの作品。高さ六㍍弱。鉄アレイのような形状で、ステンレスの表面に周囲の景色が映り込み、さまざまな表情を見せる。


 彫刻の表面に浮かび上がった”ミッキーマウス”(中央町2丁目)

宇部鉄道の写真、今も大切に

 宇部市藤山の町田達雄さん(82)が、六十年以上前に宇部鉄道自動車部(現JR宇部新川駅前)で撮影された記念写真を保存している。当時、配車主任をしていた町田さんと並んで、朝鮮出身の女性車掌たちの姿もある。「車掌の多くは長生炭鉱の労働者の娘だった。水没事故の後、帰国されたようだが、生存されていれば会いたい」と言う。


 宇部鉄道自動車部で1942年ごろに撮影された記念写真(後列1番左が町田さん。右隣は中田さん、その次は村田さんという朝鮮出身の女性車掌)

県知事選、中盤戦へ動き活発

 県知事選は、二十八日で告示から一週間。福江俊喜(63)=無所属・共産推薦=、二井関成(61)=無所属・自民、民主、公明推薦=両陣営とも序盤戦を終え、それぞれ手応えを実感。投票率も前回を上回る45%とみており、中盤戦へ向けて動きを活発化させている。今後の展開を聞いた。
【福江陣営】「細やかに政策を訴えてきたことで、支援の輪の広がりを感じる。体制も整い活動も軌道に乗ってきた。感触は十分」と吉田達彦・選対本部事務局次長。
【二井陣営】告示日から初の選挙サンデーまでの四日間で県内を一巡。決起大会を前回の一回から四回に増やすなど精力的に活動する。「有権者から、きらら博の成功や年始に発生した鳥インフルエンザへの対応など手堅い行政への厚い信頼を感じる」と、福田毅・後援会事務局長。


 各支部との連絡に当たる福江陣営(山口市泉町で)

候補を支えようと作業に追われる二井陣営(山口市白石で)

山口東京理大の10周年記念講演会

 山口東京理科大(土谷敏雄学長)の創立十周年記念講演会は、八月一日午後一時から宇部全日空ホテルで開かれる。二〇〇二年ノーベル物理学賞を受賞した東京大の小柴昌俊名誉教授が「やれば、できる」と題して講演する。参加は無料。山口東京理科大生涯学習センター主催、県教育委員会など後援。

小野田工高、全面改修始まる

 県立高の中でも老朽化が著しい小野田工(武田種雄校長)で、校舎の安全対策工事が始まった。これまでも部分改修はあったが、全面改修は初めて。夏休み中に、はく離、落下が予想される危険個所を除去し、生徒たちが安心して高校生活が過ごせるよう、教育環境を整備する。
 同校の校舎は、一九六〇年代に管理棟、教室棟、実習棟の順で建設され、築四十年を超えている。ひび割れや、コンクリートのはく離が増えており、教育内容の充実とは対照的に傷みがひどい。昨夏には、窓のひさし部分が長さ二㍍にわたってはく離し、自転車置き場の屋根に転落。四階の窓枠も外れて落ちた。夏休みや授業中で、生徒にけがはなかったが、県に対して改修を要望していた。


 足場が組まれ、改修工事が始まった校舎(小野田工高で)

2004年7月27日

高松選手(アテネ五輪サッカー日本代表)にメダル栄光

 アテネオリンピックに出場するサッカー男子日本代表メンバーに選ばれた宇部市出身のJリーガー、高松大樹選手(22)=大分トリニータ=に二十六日、県からメダル栄光(即賞)が贈られた。授与式は県庁で行われ、綿屋滋二副知事がメダルを贈呈。高松選手は「気持ちを前面に出してゴールを狙いたい。チームのテーマである表彰台を目指す」と決意を語った。


 綿屋副知事から激励を受け笑顔を見せる高松選手(県庁で)

障害児学童保育「夏休み・おひさまクラブ」始まる

 障害児学童保育「夏休み・おひさまクラブ」が、二十七日から宇部養護学校で始まった。今月、NPO法人として認可され、市の委託事業として開催されることになった同学童保育も今年で五年目。障害を持つ子供たちにとっても、保護者にとっても、夏の楽しい行事として定着してきた。夏休みのひととき、子供たちは親と離れ、楽器遊びや水遊びなどの体験活動を通じて、友達とのかかわり方を学んでいる。同クラブ実行委員会(田中紀代美会長)主催。


 ボランティアと粘土に触る男の子(27日午前10時半、宇部養護学校で)

二井候補の総決起大会

 三期目に挑む無所属現職の二井関成候補(61)=自民、民主、公明推薦=の宇部総決起大会が二十六日、記念会館で開かれた。前日までに県内一巡を終え、二回目の宇部入り。集まった千二百人を前に「住み良さ日本一の元気で存在感のある県づくりを進めたい」と支持を訴えた。


 1200人を前に支持を訴える二井候補(記念会館)

山陽町で「うきうき広場」スタート

 山陽町の地域子ども教室推進事業「うきうき広場」は二十六日、埴生の青年の家を拠点にスタートした。埴生小の児童を中心に初回は六十四人が参加。ボランティアの指導を受けながら、仲間づくりのゲームやレクリエーションに熱中した。夏休み中に工作、昔の遊びなど十一回開き、その後も週一回程度のペースで継続実施する。町子どもの居場所づくり推進協議会(青木保会長、八人)主催。


 新聞の活字探しを楽しむ児童(町青年の家で)

2004年7月26日

暑さ吹き飛ばすいかだレース大会

 第九回真締川まつり(同実行委員会主催)は二十五日、同川と両岸の真締川公園で開かれた。宇部名物となったいかだレース大会には、子供から大人まで五十九チームが出場。川に落ちるチームも多く、暑さを吹き飛ばす盛り上がりを見せた。市民囲碁大会も行われ、周辺は多くの市民でにぎわった。


 いかだレースで奮闘する出場者ら(真締川で)

24時間リレーマラソンに延べ400人

「二十四時間リレーマラソン」が、二十四日午前十時から二十五日午前十時まで、宇部市陸上競技場で行われた。宇部、岩国、豊浦から八団体、九チームが出場。延べ約四百人が、猛暑に耐えてたすきをつなぎ、全チーム完走した。
 山岳会の夏季トレーニングとして一九八四年に始まり、今年で二十一回目。


 万歳をしながら笑顔でゴールする参加者たち(市陸上競技場で)

「県知事選隊行くんジャー」初出動

 県知事選挙(八月八日投票)の投票率アップを目指して登場した県選挙管理委員会のオリジナルキャラクター「県知事選隊行くんジャー」による初の街頭パフォーマンスショーが二十五日、小野田サンパークで行われた。
 記念すべき“初出動”では、小野田サンパークの駐車場で開かれているアクアライヴの会場前で、約百人を前に「知事選は8月8日ジャー」「選挙には絶対に行くんジャー」「期日前投票もあるんジャー」などと、ポーズを決めながらPRし、親子連れらの注目を集めていた。


 投票を呼び掛ける県知事選隊行くんジャー(小野田サンパークで)

25日に市職員の上・中級第1次試験

 宇部市職員採用上・中級(大学・短大卒程度)の第一次試験は二十五日、市男女共同参画センターであり、計十人の採用枠に対して、二百五十人(うち女性八十九人)が受験した。平均競争倍率は二十五・〇倍で、昨年度より四ポイント下がった。一次試験の合格発表は八月五日に行われる。

新市名は「厚狭」で調整

 小野田市・山陽町合併協議会(会長・杉原記美市長)の新市の名称と事務所の位置選考委員会(委員長・相本繁夫小野田市議会議長、十二人)は二十四日、山陽町役場であり、名称は「厚狭」、事務所の位置は「小野田」という案を軸に、意見集約を図ることになった。次回は八月十日に開き、二つの問題に委員会としての結論を出す。

2004年7月24日

恩田プール盛況

 連日、30度を超える真夏日が続く宇部地方。猛暑のおかげで、電気店ではエアコンや扇風機の売れ行きが好調。市内のプールも、にぎわいを見せている。
 恩田プールでは「1日100人も入るか入らないかぐらいだった一般開放だが、夏休みになってからは連日400―500人が利用している。8月1日から13日は、1時間延長して午後7時まで開放する」と話した。


 水の中で気持ち良さそうな子供たち(恩田プールで)

西岐波で食育講座

 宇部市健康づくり計画「アクティブライフ宇部」に呼応し、食育を進めようと二十四日、初めての親子クッキング教室が西岐波で開かれた。参加した小学生は床波漁港に水揚げされたばかりの魚や地元の農家が栽培した野菜を使い、地元の食文化を満喫した。


 新鮮な地元産の魚を仕入れる西岐波学童保育の小学生(24日午前7時半、床波漁港の朝市で)

宇部県民局、選挙啓発グッズで盛り上げに躍起

 二十二日に告示された県知事選。新人の福江俊喜候補(63)、現職の二井関成候補(61)の両陣営とも県東部の遊説を先行させていることから、宇部・小野田地域には選挙カーが、いまだ入らず、序盤戦は盛り上がりに欠けている。県選管の宇部地方事務局を兼務する宇部県民局(田中一郎局長)では、オリジナルのポスターを製作し、選挙啓発グッズの種類も増やして、盛り上げに懸命になっている。
 肝心の立候補者は、二井陣営が二十五日に宇部入り。翌日の二十六日午後六時半から記念会館で宇部総決起大会を開く。
 福江陣営は二十九日に宇部入り。午後七時から福祉会館で政談演説会を開く。


 知事選をアピールする啓発グッズの仕分けに大忙しの職員(県総合庁舎内の宇部県民局で)

厚狭准看が出合保育所で実習

 厚狭准看護学院(久保宏史学院長)の実習が、出合保育所で行われており、子供たちの生活習慣や年齢に応じた成長状況を学んでいる。
 二年生の実習で、保育所での子供たちの生活に接することで、健康な乳幼児の成長段階などを知り、小児看護に役立てることが狙い。六年前から取り入れている。


 プールで子供たちの世話をする学生たち(出合保育所で)

2004年7月23日

1942年の周防灘台風水害写真

 がれきとなった家屋を片付けている人々。右側に、どこからか流されてきた出征兵士ののぼりがはためく。一九四二年八月二十七日に宇部市沿岸部に甚大な被害をもたらした周防灘台風の直後、厚南塩屋台で撮影された一枚だ。市立図書館付設の郷土資料館に、この写真を含む百点余りの水害関係の写真が残されていることが分かり、関係者の注目を集めている。
 写真資料は、どこで撮影されたのかを特定するのが難しいものもあり、市防災課は災害状況が分かるものを整理してパネルにし、八月二十七日に厚南小で行う市総合防災訓練や、年二回の防災パネル展で、市民に公開することにしている。


 風水害後の惨状を伝える1枚(郷土資料館所蔵)

知事選啓発スタート

 知事選を啓発する県広報車の出発式が、二十三日午前九時半から県庁前庭であった。初採用の男女五人編成のオリジナルキャラクター「県知事選隊・行くんジャー」が職員、市民ら約百人に投票を呼び掛けるパフォーマンスを披露した。
 広報車は県と各市町村の二台編成。県庁から小郡、阿知須、防府方面を巡回した。投票前日の八月七日まで県内を回る。行くんジャーショーは二十五日に、小野田サンパーク、大型映像車は八月五日に、ゆめタウン宇部を訪れる。


 投票参加を呼び掛ける行くんジャー(23日午前9時すぎ、県庁前で)

ジュニア科学教室スタート

 子供たちの科学の目を養う第十六回ジュニア科学教室が、二十三日からスタートした。初回は「板ガラスができるまで」をテーマに、セントラル硝子宇部工場であり、同社硝子製造部硝子課の国本宣伸さんが、さまざまなガラスの種類や製法を紹介。吉田衛君(神原小六年)ら宇部、小野田、山口市と阿知須町の小・中学生四十五人が受講した。
 教室は、八月二十八日まで県内十五会場で、十七講座を開催。遺伝子、気象、電子回路と、幅広い分野で、実験も取り入れながら分かりやすく話す。延べ七百七人が参加する。同実行委員会主催、宇部日報社を含む地元の企業や大学・高専など十四団体が協力している。


 強化ガラスを特殊工具を使って割る実験(23日午前10時ごろ、セントラル硝子宇部工場で)

清定さん、「筋肉の整備士」で再出発

 小野田市赤崎四丁目の会社員、清定貢(こう)さん(36)は元プロボクサー。「壊し屋」の異名を取るハードパンチャーだったが、新たにスポーツマッサージ・整体を手掛ける「筋肉の整備士」として再出発を目指している。
 清定さんは「スポーツマッサージを生かせるお客さんに出会うまで五年掛かった。筋肉を診ることでは、誰にも負けないという気持ちで頑張る。日中も一般から声が掛かるようになれば、この仕事に専念したい」と話した。問い合わせは、午後六時から十時までに清定さん(電話090―9734―5650)へ。


 清定貢さん

清定さんのスポーツマッサージを受ける元三戸泉の錦戸親方

2004年7月22日

県知事選、告示

任期満了に伴う第十六回県知事選挙が告示され、新人で元県労連議長の、福江俊喜さん(63)=無所属・共産推薦=と、三期目に挑む現職、二井関成さん(61)=無所属・自民、民主、公明推薦=の二人が届け出た。両候補とも山口市内で第一声を上げ、八月八日の投・開票まで十七日間の戦いの火ぶたを切った。県内は連日猛暑続き、両陣営の訴えも過熱しそう。

彫刻ワークショップ参加者募集

彫刻ワークショップ「石ころの“あかり”をつくろう」は、八月二十八日午後一時から常盤公園熱帯植物館周辺で開かれる。ろうそく用ランプシェードを作って、同日夜に常盤公園で開かれる「ときわナイトフェスタ」で飾る。主催の宇部市教育委員会は「夏休みの思い出づくりとして、小学生に参加してほしい」と呼び掛けている。
小学生対象(保護者同伴)で、材料費は八百円程度(石や接着剤は市が準備する)。定員は二十人(申し込み多数の場合は抽選)。参加希望者は十二日までに市教委文化振興課彫刻係(電話34-8616)へ。

宇部市と楠町の合併準備大詰め

 総務省は二十二日付官報で、宇部市と楠町の合併を告示した。官報告示で合併にかかわる法的手続きはすべて終了した。合併協議会は二十一日、最後の専門部会全体会議を開き、三カ月余りに迫った合併に向け、スケジュール確認や事務手続きに漏れの無いよう、点検表による確認など詰めの作業に入った。

「福祉と教育を予算の主役に」福江候補

山口市中園町の山口情報芸術センター前で午前九時から出陣式を行い「県民が主役の県政を」と、駆けつけた約三百人の支持者とともに、声高らかに県政の刷新を誓った。
 吉岡光則県労連議長、妹尾幸敏岡山県労働組合会議議長、中林よし子前衆院議員らが「県民の声を県政に生かせるよう、大きな支持を得て、最後まで戦い抜こう」と激励した。
 福江候補は「国の言いなりにはならず、福祉と平和、希望の県政を守る」と繰り返し「安全と平和の問題は一歩も譲らない。また、福祉と教育を予算の主役にし、福祉日本一の県政を目指す」と決意表明して、選挙カーに乗り込んだ。
【略歴】1940年8月14日生まれ。阿東町出身。現住所は防府市華浦1丁目。63年山口大文理学部卒。県立高教員、県労組総連合議長などを歴任。94年から平和・民主・革新の日本をめざす山口県の会代表世話人。
 【公約】国言いなりの官僚的な県政を大本から切り替えて「住民が主人公」の県政を実現する▽くらしと福祉、教育を予算の主役に▽憲法改悪や消費税増税など県民の平和、くらしを脅かす動きには断固、反対する。
 【選対事務所】山口市泉町1-52(電話083-932-5477)▽本部長=内山新吾(弁護士)▽後援会長=磯野有秀(みんなの県政をつくる会代表世話人)


 支持者を前に決意を表明する福江候補(22日午前9時半ごろ、山口市中園町で

「100年後見据え県づくり推進」二井候補

午前九時から山口市泉町のスーパー駐車場で出陣式。自民、民主、公明など推薦団体の関係者ら千六百人とともに「住み良さ日本一の元気県・山口づくりの実現を」と気勢を上げた。
 選対本部長の島田明県議会議長は「三回目の挑戦が始まった。一部の政党を除く支援態勢を可能にしたのは、二期八年の実績。全力で応援しよう」とあいさつ。河村建夫文部科学大臣らの激励を受けた二井候補は「地方分権の時代にふさわしい国や市町村との関係を構築し、百年後を見据えた県づくりを進めるため、真夏の太陽の下を笑顔で走り続けたい。支援を」と訴え、防府、周南方面へ遊説に向かった。
【略歴】1943年3月20日生まれ。美祢市出身。現住所は山口市白石3丁目。66年東京大法学部卒。自治省入省後、84年から県の企画部長や民生部長、総務部長、出納長を経て96年の知事選で初当選。現在2期目。
 【公約】安心・安全を基本とした「住み良さ日本一」の山口県を目指し「やまぐち未来デザイン21」の第4次実行計画を着実に推進し、県民の皆様と共に、地方分権の時代に適合した「元気県山口」を実現する。
 【選対事務所】山口市白石3-9-9(電話083-934-5221)▽本部長=島田明(県議会議長)▽後援会長=藤井康宏(前県医師会長、長門総合病院長)


 1600人を前に支援を訴える二井候補(22日午前9時半ごろ、山口市泉町で)

25日「小野田ドリームフェスタ2004」

「小野田ドリームフェスタ2004―夢いっぱい光り輝け」は、二十五日午前九時半から市民館で開かれる。市内七校区の子供たちによるステージ、模擬店などが繰り広げられる。
 みんなで夢を出し合って、考え、実現するというコンセプトの下、子供たちの代表による実行委員会が企画し、大人の支援会が運営をサポートする。
 開会式に続き、ステージ発表がある。本山は「ヨサコイ、ナンバ、本山太鼓」、赤崎は「ワールドミュージック&ダンス」、小野田は合奏「校歌」と合唱「ビリーブ」「未来へ」、須恵は「ダンス、皿回し、クイズ」、高千帆は劇「きつねのお産」、高泊は劇「白雪姫―高泊バージョン」、有帆は「平和と心―心をひとつに NGA」。


 

2004年7月21日

花火大会に8万5千人

 第五十回を迎えた宇部市花火大会が二十日、宇部港で盛大に開かれた。半世紀の節目を祝い、例年の倍となる七千発を打ち上げ。色とりどりの花火が夏の夜空を焦がす光と音の祭典に、新町ふ頭、中央ふ頭、港町ふ頭を中心に八万五千人(主催者発表)の人出でにぎわった。同実行委員会(会長・藤田忠夫市長)主催。
 市花火大会が、来年から取りやめになるといううわさが市民に広がっていることについて、実行委員会では「来年以降も盛大に行いたい」と話し、中止の考えは全くないことを示した。


 夏の夜空を焦がす花火(新町から)

知事選 あす告示

 任期満了に伴う第十六回県知事選挙が、二十二日告示される。現職で三期目を目指す二井関成さん(61)=自民、民主、公明推薦=と、みんなの県政をつくる会代表世話人で新人の福江俊喜さん(63)=共産推薦=が立候補を表明しており、一騎打ちになる公算が大きい。投票は八月八日で、即日開票される。


 二井関成さん

福江俊喜さん

1市3町県央法定合併協

 各議会で法定合併協議会設置案を議決した阿知須町、山口市など県央部一市三町の首長は二十日、県庁を訪問。二井関成知事に法定協の設置を届け出た。初会合は二十九日、山口市で開かれる。
 同日、議会全員協議会を開催、一市三町への参加を表明した徳地町(伊藤青波町長)について、合志会長は「住民の合意形成などを経た上で、真摯(しんし)に対応を考えたい」と答えた。

花火大会で選挙啓発

 花火大会に合わせ、宇部市明るい選挙推進協議会(野村悦子会長)と市選挙管理委員会(坂本昭彦委員長)は二十日、市役所周辺で知事選の街頭啓発活動を行った。
 参加したのは、両会の委員と選管事務局の職員計三十人。「明るい選挙」のたすきを掛け、通行者約二千人に、うちわ、チラシ、ティッシュ、入浴剤、あぶら取り紙などを配って、投票を呼び掛けた。


 花火大会の会場に向かう少女たちに啓発グッズを手渡す委員(新天町1丁目で)

豪華客船「ぱしふいっくびいなす」見学

 大型豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」が二十一日、宇部港に初入港。これを記念して、午前十時から市民特別見学会が開かれ、抽選で選ばれた三百人が、優雅な船内を見て回った。
 参加者は、広々としたメーンラウンジ、プールサイド、シアター、ピアノサロンなどを思い思いに見学。ラウンジやライティングルームでくつろぎ、「ホテルみたい」と喜んでいた。ショップでオリジナルグッズを買い求める人も多かった。


 気持ちいい!11階のプールサイドで記念撮影する参加者たち(21日午前10時すぎ、ぱしふぃっくびいなすで)

小野田市消防本部「水難救助総合訓練」

 小野田市消防本部(中里裕典消防長)は二十日、焼野海岸で水難救助総合訓練を実施した。県消防防災ヘリ「きらら」も出動し、空と海から本格的な救助活動を繰り広げ、連携を強化した。
 同本部は、同海岸が整備された一九九九年から、潜水、小型ボートの個別訓練、関係機関との合同訓練を重ね、緊急出動に備えている。


 遭難者を救出する消防防災へり「きらら」(焼野海岸で)

2004年7月20日

市内公立小・中学校で終業式

 宇部市内の公立小・中学校で20日、一斉に終業式が行われた。夏休みは、あすから42日間。児童、生徒たちは家族旅行や地域行事など、楽しいスケジュールに思いをはせ、1学期過ごした教室などをきれいに掃除した。


 1学期お世話になった教室などを清掃する児童たち(20日午前9時45分ごろ、西岐波小1年1組で)

宇部市と楠町の老連、29日に合併調印式

 宇部市老人クラブ連合会(柳三郎会長)と楠町老人クラブ連合会(荒川正寅会長)の合併調印式が、二十九日午前十時から宇部市福祉会館で開かれることが決まった。合併期日は新市の誕生と同じ十一月一日。名称は市老連を継承。町老連は船木、万倉、吉部の各校区老人クラブ連合会として、当分、事務局は社会福祉協議会の合併に伴って発足する楠地区社協に置く。

あす21日は土用の丑

 あす二十一日は土用の丑(うし)。宇部、小野田、阿知須地域に五店舗を持つ魚宗(吉野詠三社長、本店・中央町三丁目)では、本場・静岡県などから上質のウナギを仕入れ、秘伝のたれで仕上げたかば焼きを店頭に並べている。気温に比例する売り上げは近年にない連日の猛暑で“うなぎ上り”。調理場、焼き場とも職人たちがフル回転して、夏ばて防止のスタミナ料理づくりに追われている。


 じっくりと焼き上げられるウナギのかば焼き(中央町3丁目の魚宗本店で)

カッターレースで24チームが海上バトル

 第十一回海の日カッターレース競技会は十九日、宇部港で開かれた。職場や学校の仲間、友人などでつくる二十四チームが予選と順位決定の計十レースを行い、水上で熱い火花を散らした。きょう二十日午後八時からは同港で、夜空を彩り、人々の心を熱くする宇部市花火大会も行われる。
 選手たちは一艇に八人ずつ乗り込み、港内に浮かぶブイを折り返して、往復三百六十メートルでタイムを競い合った。予選は三チームごとに行い、上位三チームが一-三位決定戦に出場した。
 上位成績は次の通り。(敬称略)
 ①アクティブ(部坂康成、佐野博忠、福井竜夫、河野宏尚、池田昭夫、田中雅彦、上村通、三隅尚行、重谷敏雄、長沼賀津男)2分16秒4②西部石油モンキーターン1号艇③西部石油モンキーターン2号艇④西部マリンサービス⑤海の夕映え⑥海の仲間


 抜きつ抜かれつの接戦を演じる各艇(宇部港で)

19日に「やけの美夕(ビュー)フェスタ2004」

「やけの美夕(ビュー)フェスタ2004」は、海の日の十九日、小野田市の焼野海岸であり、市内外から四千人が詰め掛け、海水浴や多彩な交流イベントを楽しんだ。
 十七日に海開きし、シーズンに突入した最初の連休は、好天に恵まれ、まずまずの人出。ビーチを焦がすほどの暑さに、飲み物や、かき氷も飛ぶように売れた。まちおこしボランティアのすばる会、あすなろ会、本山小育友会、小野田料飲店組合が管理棟前で開いたバザーは盛況だった。


 海水浴でにぎあうビーチ(焼野海岸で)

「えいっ」とこん身の力を込めてスイカ?を割る子供たち(焼野海岸で)

2004年7月17日

サッカー五輪代表メンバーに高松選手

 アテネオリンピックに出場するサッカー男子日本代表メンバーに、宇部市出身のJリーガー、高松大樹選手(22)=大分トリニータ=が選ばれた。日本サッカー協会が十六日、選手十八人を発表。代表への厳しい競争を勝ち抜き、アテネ行きの切符を手にした選手の中に、高松選手も名を連ねた。
 高松選手は一九八一年九月八日生まれ。岬小三年でサッカーを始め、常盤中から多々良学園高に進学。同校では、インターハイ、高校選手権で活躍した。卒業後、大分へ入団。ポジションはフォワード。身長一八一センチ、体重七二キロ。代表には昨年から定着し、今年三月の五輪最終予選UAEラウンドでは、レバノン戦、UAE戦で連続ゴールを決めるなど、出場権獲得に貢献した。


 オリンピック代表に選ばれた高松選手

高校野球山口大会開幕

 第八十六回全国高校野球選手権山口大会は十七日、宇部市野球場など県内四球場で開幕。六十校による熱い戦いが始まった。初日は各球場での開会式の後、一回戦十二試合が行われ、地元勢は市野球場の開幕ゲームで宇部鴻城が小野田を9-1で破り、二回戦へ駒を進めた。下関球場の第一試合に登場した宇部高専は下関西に2-4で敗れ、初戦で涙をのんだ。


 開会式で行進する選手たち(17日午前9時すぎ、市野球場で)

若者の選挙離れ顕著

 宇部市選挙管理委員会は、十一日投票の第二十回参議院議員選挙の年代別投票率をまとめた。市内五十三投票所の中から一カ所を抽出して調査したもので、年代が上がるにつれて投票率が高くなる傾向にある。二十代の平均投票率は22・75%で、四人に一人も投票に行っていない。三十代も33・54%で、三人に一人にとどまり、若者の選挙離れが顕著だった。四十代で50・64%と、ようやく半数に達した。
 課題である若者の低投票率については、参院選前に啓発活動として、ベネチア国際映画祭の監督賞受賞作「一票のラブレター」を高専と大学で上映した。「今後も待ちの姿勢ではなく、あらゆる機会を使って、若者が投票に行く仕組みをつくりたい」と語る。
 知事選(八月八日投票)を控え、二十四日には一般市民を対象にした同映画の上映会も開く。会場は文化会館で、午後二時からと六時半からの二回。入場料は三百円。


 

アクアライヴ開幕

 国内初登場の水と光のファンタジー「アクアライヴ」(社会福祉事業協賛)が十七日、小野田サンパークの大駐車場特設会場で開幕した。ダイビング、シンクロ、空中パフォーマンスを融合した水中サーカスが八月三十一日まで、小野田の夏を盛り上げる。
 アメリカを中心に世界で活躍する八カ国二十人のパフォーマーが、アクアワールドに住む妖精にふんして物語を展開する。上演時間は二部構成で九十分。


 華麗なパフォーマンス(17日午前10時40分、小野田サンパーク特設会場で)

2004年7月16日

厚南小児童が交通安全標語ソングをレコーディング

 宇部警察署交通総務課の佐々木政明巡査部長が作曲した交通安全標語ソング「交通安全ゴー!ゴー!ゴー!」のレコーディングが十五日、新町のサウンドプロモーターで行われ、厚南小(中尾昌秀校長)の六年生四人が息の合った歌声を吹き込んだ。完成したCD百枚は、市内の小学校と幼・保育園に無償で配布される。
 この日のレコーディングのために、池上詩織さん、石原祐香さん、大島美貴さん、佐々木誠晃君の有志四人が、グループ「Theデコボコ4(フォー)」を結成。六月から放課後を利用し、同校で音楽を教えている藤村早苗先生の指導を受けながら練習に励んできた。


 レコーディングする佐々木君、大島さん、池上さん、石原さん(左から、サウンドプロモーターで)

市選管に県知事選投票用紙届く

 まだ参院選関連の書類がうずたかく積まれた宇部市選挙管理委員会に十五日、県知事選の投票用紙が届いた。選管では参院選に引き続き、応援職員やアルバイトを動員し、間近に迫った知事選告示の準備作業に大わらわの状態だ。
 この日、県選管からトラックで運び込まれたのは、投票用紙十三万九千枚、点字用投票用紙三百枚をはじめ不在者用投票用紙や封筒、期日前投票用の書類など二十二種類。


 22日の知事選告示を前に到着した投票用紙を運び込む市選管職員(宇部市役所で)

福江さんの宇部地区組織設立

 福江さんが代表世話人を務める、みんなの県政をつくる会の宇部地区組織の設立総会が十五日、八十人が参加して福祉会館で開かれた。会長に弁護士の坂元洋太郎さんを選出。引き続き、福江さんを励ます会があり、暮らし、福祉、教育を重視した希望の広がる県政の実現に向けて、一致団結して知事選を戦い抜くことを誓い合った。
 事務局は港町一丁目の宇部民主商工会館。

二井さん3選へ必勝期す自民党県連

 自民党県連(河野博行会長)は十五日、山口市のホテルニュータナカで開いた知事選選対支部長会議で、党推薦の二井知事の三選へ必勝を期すことを申し合わせた。
 得票目標は前回並みの四十五万票に設定、先の参院選に続き、衆院選挙区ごとに担当県議と遊説担当県議を張り付け、密度の濃い選挙活動を繰り広げる。

県知事選挙、告示まで6日

 第十六回県知事選挙の告示(二十二日)が六日後に迫った。現職で三期目を目指す二井関成さん(61)=自民、民主、公明推薦=と、みんなの県政をつくる会代表世話人で新人の福江俊喜さん(63)=共産推薦=が立候補を表明し、準備を進めている。前回同様、一騎打ちになる公算が大きく、参院選直後とあって動きはまだ鈍いが、二井陣営は二期八年の実績を強調、福江陣営は「住民が主役」の県政を訴えていく構えだ。投開票は八月八日。

架空請求の被害拡大

 警察官らを名乗って交通事故の示談金を要求したり、身に覚えのない借金の返済を迫ったりする「オレオレ詐欺」や、アダルト番組利用料などの債権回収を装う架空請求の被害が、宇部市内でも拡大していることが宇部署のまとめで分かった。今年一-六月に、オレオレ詐欺で五人が計八百十六万円をだまし取られ、架空請求で三十人が計約七百四十万円の被害に遭った。七月に入ってからも十三日までにオレオレ詐欺一件、百万円の被害が発生している。
 同課の吉川利三郎課長は架空請求の対応について▽覚えのないものは無視し、相手に個人情報を教えない▽電話の拒否設定や郵便物の受け取り拒否の活用▽実際に取り立てに来た事例はないが、もし押し掛けて来た場合は一一〇番する▽名簿などが悪質業者に出回り、形を変えて勧誘やだましの手が忍び寄る恐れがある。覚えのない連絡や誘惑には細心の注意を払う▽一人で悩まずに、警察や県消費生活センターなど行政相談窓口を利用する-の五点を呼び掛けている。

本山、赤崎校区など安全対策推進協議会

 小野田市の竜王山、焼野海岸の有効活用を目指し、安全対策や環境保全について話し合う「竜王山・焼野安全対策推進連絡協議会」(岡田鶴雄会長)は十五日、きらら交流館であり、本山、赤崎校区の各種団体、行政、民間団体から四十人が出席し、交流人口の増加に伴う諸課題の解決に向け、意見を交換した。


 安全対策、環境保全について話し合う出席者(きらら交流館で)

2004年7月15日

障害者の自立支援体験室をアパートに開設

障害者が地域で生活するために訓練する「自立生活体験室」が、宇部市西本町二丁目のアパートを改造して整備された。障害者による障害者へのサービス提供を目指すCIL(自立生活センター)宇部が、大家の協力を得て開設。「施設ではなく、地域で自活してみたかった」と夢見る二十歳代の女性が暮らし始める。


 障害者の自立をサポートする体験室。手前が野村代表、後ろの左が大家の石川さん(西本町で)

母親クラブが遊具を点検

宇部市地域活動(母親クラブ)連絡協議会(松橋美恵子会長、十八クラブ約五百人)は十四日、昭和町一丁目の昭和町街区公園で遊具の安全点検を実施した。市内十八クラブの役員三十人が参加、市公園緑地課職員の指導で点検の仕方を学んだ。各クラブは十七日までに、二十七カ所の公園で安全性を調べる。


 公園の遊具を念入りに点検し、安全性を調べる母親クラブ会員(昭和町街区公園で)

県立サッカー交流施設整備へ

宇部、小野田地域のスポーツによるまちづくりの推進拠点となる「県立サッカー交流施設」の整備事業が、小野田市東沖で本格的に始まる。天然芝のメーングラウンドと多目的グラウンドを備え、サッカーだけでなく、さまざまなスポーツに対応し、広域住民の健康づくりに役立てる。二〇〇六年春の完成を目指す。

小野田、山陽合併協、新市名称、事務所位置は小委員会へ

小野田市と山陽町の合併基本四項目の中で、懸案事項として先送りされていた「新市の名称」と「事務所の位置」について集中審議する選考委員会が十四日、設置された。両市町の合併協議会(会長・杉原記美小野田市長)は、信頼関係に基づく全会一致を原則としてきたが、名称決定は新市実現を大きく左右するため、非公開で本音をぶつけ合う小委員会に付託することになった。
新市名称の協定項目は、原案から「旧名称は使わず」を外し「新設の趣旨に沿い、新市にふさわしい名称…」という修正案を承認。公募では制限しないが、応募はあっても採用されないという含みを持たせて合意している。
 公募を経て、委員による二次選考で十点に絞り込んだ後、選考委に諮り、最終報告するという手はずだったが、三月の合併協で「評点に差があり、選考委は必要ない」との異論が出て、棚上げされていた。公募の一位は「小野田」、二次選考の最多評点は「厚狭」だった。

2004年7月14日

炭都のシンボル、メタセコイアに落雷

 恩田運動公園に植樹されているメタセコイアの木が、真っ二つに裂けているのが十三日に見つかった。高さ二十メートル、幹径六十センチで、樹齢は推定五十年。裂け目は地上二メートルから最上部近くまで伸びており、落雷によるものとみられている。
 メタセコイアは石炭の原木といわれ、市内では炭都のシンボル的存在として、一九五〇年代後半に市民運動「花いっぱい運動」で、同所や記念会館前など各地に植えられた。


 落雷で真っ二つに裂けたメタセコイア(恩田運動公園で)

常盤公園噴水池にウオーターガーデン

 今週初めの梅雨明け以降、連日三〇度を超える真夏日が続いているが、常盤公園の噴水池に十三日、ウオーターガーデンが登場。水しぶきと鮮やかな花が重なり、涼感を演出している。花は美しい紅色のカンナ八鉢と、観葉植物のコリウス十五鉢。いずれも熱帯植物館で栽培されたもので、縦一・五メートル、横二・五メートルの特製竹いかだの上に浮かべた。


 設置準備をする遊園協会職員ら(常盤公園噴水池周辺で)

救急活動の強い味方。救急車と消防車を同時に出動

 救急車を呼んだつもりが、一緒に消防車も到着-。こんな経験をした人もいるはず。宇部市消防本部(中山武久消防長)は六月一日から救急車と消防車を同時に出すPA出動(救急支援出動)を導入。市民の生命を守る救急活動の幅が広がった。開始一カ月で六件の出動機会があり、ニーズも多い。
 階段や、狭い道路など傷病者の搬送に時間がかかる場合や、交通事故現場で二次災害が予想されるときなどに、救急隊と消防隊が連携し、迅速、安全に救急活動を実施するもの。ポンプ車(Pumper)と救急車(Ambulance)の頭文字を取って名付けられた。

新事業創造支援センター開所

 県が県産業技術センター隣接地で整備を進めていた新事業創造支援センターの開所式が十四日、宇部市あすとぴあ四丁目の現地で開かれた。研究面だけでなく経営面の支援態勢も充実させた入居型施設で、当初は県内外の中小企業八社(うち二社は共同)が入居。式典には、産学官の関係者ら四十五人が出席し、地域経済の飛躍につながる事業の誕生に大きな期待を寄せた。
 県が初めて単独で造った新事業・産業インキュベーション(ふ化)施設で、四千五百三十九平方メートルの敷地に、鉄骨造り平屋建て、床面積八百九十一平方メートルの建物が造られた。研究室十一室と産学連携室一室の計十二室があり、各室の広さは三十四-五十三平方メートル。昨年十月に着工した。事業費は四億一千万円。


 テープカットする藤田市長(左から2人目)ら(14日午前10時半ごろ、新事業創造支援センターで)

シルバー人材センターで赤間硯の作り方学ぶ

 赤間硯(すずり)の作り方を学ぼうと、生産者の上鶴啓博さん(66)=西岐波=を講師に、宇部市シルバー人材センターの有志八人が「菜根クラブ」を結成し、十三日から南浜町の旧市営結婚式場スワンランド内で、制作工程を学び始めた。


 クラブ員にのみの使い方を指導する上鶴さん(右、南浜町で)

小野田小で「着衣水泳教室」

 水難事故のシーズンでもある夏休みを前に十三日、小野田小(奥田隆校長、三百六十四人)で着衣水泳教室が開かれた。児童たちは服を着たまま水に落ちた時の身の守り方を教わった。
 同校が毎年この時期に開催。プールサイドで、Tシャツやズボンなどに着替え、靴をはいた六年生六十八人は、担任の先生から「水に落ちた場合、基本的には泳がないこと。浮かんだ状態で、体力を維持することが自分の命を守ることになる」と教室の狙いを聞いた。


 着衣水泳を体験する子供たち(小野田小で)

2004年7月13日

東岐波でカラスウリ咲く

 夏本番を迎え、暑い夜が続く宇部地方。東岐波磯地の国道190号沿いでは、白く幻想的なカラスウリの花が開花。ウオーキング愛好家らに、一服の涼を与えている。
 カラスウリが楽しめるのは、東岐波小向かい側の歩道沿い。花は日没から早朝にかけて開花。花の縁は糸状になっており、風になびく姿は、天女の舞を思わせる。


 夏の夜に舞うカラスウリの花(東岐波磯地で)

阿知須町立図書館「きらら館」が開館1周年

 阿知須町立図書館「きらら館」が十三日、開館一周年を迎えた。町人口(八千九百四十九人、六月末現在)の三割を超える三千百七十六人が登録、一人当たりの貸出数も二〇〇二年度の〇・九冊から、オープン一年間で六・一冊と大幅に上昇した。ボランティア活動も盛んに行われ、読書活動の拠点にとどまらない、コミュニティーの場として活用されている。
 きらら館は、山口きらら博で使用された市町村館を再利用した施設。町公民館にあった図書室に比べ、蔵書数は約一・八倍の三万五千三百九十九冊となり、新たにインターネットコーナーやAVコーナー、多目的ルームなどが設けられた。


 オープン一周年を迎えた「きらら館」

宇部沖で珍魚・スギ

 12日朝、宇部沖で操業していた漁船の網で引き揚げられた正体不明の魚が、漁業関係者の間で話題になった。全長は約70㌢。一見、ボラに似ているが、しま模様が横に走り、明らかに珍種。下関市の水族館・海響館によると、亜熱帯地域を中心に生息するスギというスズキの仲間で、黒潮に乗って北上し、豊後水道を抜けてきたらしい。
 白身で淡白な味をしており、沖縄ではクロカンパチと呼ばれ、食卓に上る。しま模様は大型化すると消え、最大で1・5㍍になるという。


 宇部沖で水揚げされたスギ

71歳の末松さん、詩吟CD録音に参加

 桜諷流吟剣詩舞道会総師範の末松梢諷(本名・光男)さん(71)=宇部市厚南=が全国大会で三位に輝き、レコーディングに参加したCD「和漢名詩吟詠選|ポリドール吟詠会2005」が発売された。上位入賞者十人による来年の課題吟などが収められたもので、愛好者たちの手本になる。
 末松さんは親類の結婚式で祝吟を披露したいと、一九七六年に詩吟を始めた。十年前からコンクールに参加。九七年の第六回太宰府天満宮杯で初入賞して以来、数々の地方大会で入賞している。ポリドールの全国吟詠コンクール決選大会には、中国九州地区代表として四年連続出場。昨年九月、六十五歳以上の二部で、念願の準々優勝を果たした。


 全国準々優勝の賞状と収録に参加したCDを持つ末松さん(宇部日報社で)

川上中で防犯訓練

 川上中(新藤忠久校長、二百六十六人)は十二日、五月に県警本部から派遣され、宇部市教育委員会青少年育成課に配置されている少年安全サポーターを活用し、校内に侵入した不審者に対応する訓練を行った。全校生徒は迅速に避難。教職員は役割分担して生徒の安全確保や一一〇番通報、不審者の侵入阻止などに取り組んだ。


 不審者の侵入を阻止する教職員(川上中で)

レ市ダンスチーム来小

 小野田市の姉妹都市、豪州レッドクリフ市のダンスチーム(エイドリアン・オーバック団長、十七人)が十二日、来小し、須恵小でパフォーマンスを披露したり、表敬訪問で親善大使の役割を果たしたりした。一行は十四日まで市内でホームステイし、赤崎、小野田小でも児童と交流する。
 ダンスチームの来日は、二〇〇一年の山口きらら博以来、三年ぶり四回目。


 児童の大きな拍手を浴びた華麗なパフォーマンス(須恵小)

杉原市長と記念写真に納まるダンスチーム(市役所)

2004年7月12日

岸さん「地元から日本を元気にしたい」

 岸さんの支持者三百人は、山口市のホテルニュータナカで開票速報を見守った。午後十時十七分からテレビ各社が「当確」を流すと、大きな歓声が沸き起こった。間もなく、別室で速報を見ていた岸さんと妻の智香子さん(42)が現れ、割れんばかりの拍手の中、ステージに上がった。
 今後の抱負について、岸さんは「長年、民間企業に勤めてきて、地域活性化の重要性や民間の痛みが分かるのがわたしの強み。足腰の強い農林水産業を育てること、二人の子を持つ親として教育環境を整えることに力を注ぎ、地元から日本を元気にしていきたい」と明言した。


 支持者と共に万歳して初勝利を喜ぶ岸さん(山口市のホテルニュータナカで)

投票率、前回上回る

 第二十回参議院議員選挙は十一日、投・開票が行われた。新人五人が立候補した山口選挙区(改選数一)では、自民の岸信夫さん(45)が組織力を生かし、民主の大泉博子さん(54)に五万三千六百十一票の差をつけて当選。自民が六年前に失った議席を奪い返した。投票率は前回を2・45ポイント上回る62・31%。宇部市は県内の市町村では周南市に次いで低い投票率となったものの、前回よりは5・75ポイント高い58・09%と大幅にアップした。


 

大泉さん「敗因は支援体制の差」

 大泉さんは午後十一時の選挙速報で大勢が判明すると、平岡秀夫選対本部長(民主党山口代表)らが待つ山口市緑町の県労働者福祉文化中央会館に姿を現した。支持者約五十人を前に「素晴らしいスタッフと体制で悔いのない戦いをしたが、願いは届かなかった。お世話になりました」と深々と頭を下げた。また、会見で「敗因は出遅れではなく、自民の組織力が厚かった」と唇をかんだ。


 敗戦の弁を述べる大泉さん(山口市の県労働者福祉文化中央会館で)

長門市の投票所で用紙を誤交付

 長門市の上川西投票所で、十三人に選挙区の投票用紙と間違えて比例代表の用紙を交付するミスがあった。選挙区の箱に投じられた比例代表用紙の十三票は無効になった。有権者が気付き、その時点で投票所内にいた三人には、選挙区の用紙を再交付して投票させた。

厚狭、出合合同で水辺の教室

 山陽町厚狭公民館の親子わいわい広場と出合公民館の親子わくわく教室合同の水辺の教室が十日、寝太郎公園そばの石束川であり、七十人の親子が川で遊んだ。自然体験活動として三年前から共催で行っている。


 親子が川で遊んだ水辺の教室(石束川で)

2004年7月10日

全国注目の激戦区あす審判

参院選は、あす十一日に投票日を迎える。新人五人が立候補した山口選挙区(改選数一)では、自民の岸信夫候補(45)と民主の大泉博子候補(54)が、事実上の一騎打ちを展開。全国的にも注目を集める激戦区になっている。共産の吉田貞好候補(51)がこれに続き、維新政党・新風の平田誠一郎候補(54)も地道にアピール。無所属の平松重雄候補(70)は政見放送で持論を訴えた。組織力に勝る自民が議席を奪還するか、二大政党制志向を受ける民主が小泉政権の批判票を集めて躍進するか--。即日開票され、大勢が判明するのは十二日午前零時ごろになりそう。

まるごと楠第4夜琴の製作工程学び演奏堪能

宇部日報の発刊を記念した文化講座「まるごと楠」の第四夜は九日、市男女共同参画センターであった。百十人が、琴の製作工程や仕組みを聞き、演奏を堪能。講演会「国司信濃と福原越後」にも聞き入った。
 楠町船木の玉重琴製作所の玉重彰彦代表が、製作途中の琴を見せながら解説。「樹齢約四十年のキリで作る。本体は箱状に空洞になっており、内側の削り具合で音質が変わる。くぎは一本も使わずに仕上げる」「中国から伝来し、形は竜をかたどっている。弦が十三本なのは、暦の十二カ月にちなむ本数にしようとしたが、音の調子の加減で一本増やしたとする説が有力」などと話した。

熟年者対象に水中運動のユニーク教室開講

 小野田市は今年度から、六十歳代の熟年者を対象にした「いきいき水中運動教室」を開催する。泳ぐのではなく、適度な運動を続け、健康な体づくりを目指す。水中では、ひざや腰への負担も少なく、個人差はあるが、生活習慣病の予防やダイエットなどの効果も期待できるという。県内では阿武町、光市に次いで三番目の取り組み。
 健康ブームにより、幅広い年代が、ウオーキングやジョギングで健康維持に励んでいる。が、加齢により、足腰への負担が不安になったり、運動不足になったりした人は、消極的になりがち。同教室では、日ごろ体を動かさない人の参加を呼び掛けている。
 対象は市内在住の六十歳から六十九歳までの水中歩行ができる人。泳げなくても良い。病気療養中の場合は、医師の許可が必要。全回受講できることが原則となる。定員は四十人で、参加料は千五百円。送迎が必要な人は、毎月別途五百円。応募多数の場合、抽選となる。希望者は、往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、二十日までに〒756-0808小野田市旭町、市保健センター(電話84-1220)へ。

2004年7月 9日

県防災・砂防ボランティア協会、初出動

 梅雨終盤の集中豪雨時期を前に、NPO法人の県防災・砂防ボランティア協会(伴野充昌理事長、百三十五人)は八日、崩落の危険性のある宇部市小野の民家の裏山斜面に防水シートを張った。同協会は五月に設立したばかりで、具体的な取り組みは今回が初めて。会員は「既に斜面には亀裂が入るなど危ない状態だったが、本格的な防災工事は個人では無理。少しでも災害を防げれば幸い」と話した。


 崩壊の危険性の高い民家の裏山に防水シートを張る協会メンバー(上小野で)

宇部市近郷作文コンクール要項決まる

 第四十四回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(宇部日報社主催、市教育委員会共催)の要項が決まった。宇部、小野田、美祢市、楠、山陽、阿知須町の三市三町の小・中学生を対象に作品を募集する。
 作文の題材は生活経験風の文、教科学習の描写や説明記録文、生活日記、観察・研究記録、評論など自由(詩、歌、俳句は除く)。部門は小学校低学年、同高学年、中学校の三つ。作品の長さは小学校低学年が四百字詰め原稿用紙に三-五枚、同高学年が三-七枚、中学校が五-十枚程度。応募作品は各校で取りまとめ、〒755-8557宇部日報社報道センター「宇部市近郷小・中学生作文コンクール」係(電話31-1511)へ。締め切りは十月二十七日。

厚狭高に油谷選手から礼状

 厚狭高(八幡フミエ校長)にこのほど、アテネ五輪男子マラソン日本代表の油谷繁選手(27)から礼状が届いた。県内(長門市)出身の油谷選手をモデルに、北校舎の二年二組の生徒四十人が、一カ月がかりで制作して文化祭で展示した巨大壁画と、激励のメッセージに対する返礼。生徒たちは「すごくうれしい。メダルが獲得できるよう、精いっぱい応援したい」と感激している。
 壁画は縦二・五㍍、横三・〇㍍のモザイク様。パルテノン神殿前を快走する油谷選手をデザインしている。一㌢角に切った八色のビニールテープ約七万ピースを、根気よく張って写真風に仕上げた。六月十三日の北校舎文化祭「北校祭」で、体育館に展示。完成した壁画の写真に、激励の手紙を添えて、油谷選手の所属する中国電力に郵送したところ、本人からの自筆の礼状と色紙が届いた。


 完成した壁画を囲む生徒(厚狭高北校舎で)

油谷選手の礼状と色紙を手にする伊藤さん(右)と今城さん(厚狭高北校舎で)

2004年7月 8日

新天町おもしろファームで脳の活性化講座

宇部新天町名店街の居酒屋・忍者村跡地を利用したまちづくりを目指す、元気創造おもしろファームは、基本構想の「水神様匠学校(しょうがっこう)」で当面、脳を育てる教育方法で全国的に注目を集める川島隆太・東北大未来科学技術共同研究センター教授の研究内容を中心とした講座を進めていくことを決めた。また、会社としての運営を方向転換し、NPO法人化を目指すことになった。

岸候補、宇部、小野田で総決起大会

自民党の岸信夫候補(45)は七日、宇部市記念会館と小野田市民館で総決起大会を開いた。苦戦が伝えられる中、大臣二人も駆け付けて激励。岸候補は宇部では千五百人、小野田では七百人を前に「非常に大きな意味を持つ選挙。国のために働かせてほしい」と訴えた。


 ガンバローコールで気勢を上げる岸候補ら(記念会館で)

香川学園新理事長に武下さん

学校法人香川学園は七日の理事会で、新しい理事長に武下浩理事(76)を選出した。宇部フロンティア大、同短大部の学長は兼任する。
 武下理事長は一九二八年生まれ。五一年、京都大医学部を卒業。六八年から山口大教授、八二年から同大医学部付属病院長。小倉記念病院長などを経て、九五年から宇部短大(現宇部フ大短大部)学長、香川学園理事、同評議員。二〇〇二年に開校した宇部フ大の学長を務めている。
 退任した西田陽太郎理事長は二〇〇〇年から一期四年間、理事長を務めた。

山陽町の地産地消プロジェクト「旬菜惑星」発足

山陽町の農産物の地産地消プロジェクト「旬菜惑星」の実行委員会が十三日に発足する。野菜の定植・収穫体験やバザー、生産者と消費者との交流行事など多彩な企画を通じて、新鮮で安心な“ふるさと産品”をアピールし、消費拡大を目指す。
 「旬菜惑星」プロジェクトは、JA、町、県農林事務所、商工会議所などが核となって二〇〇二年九月にスタート。これまでは、特に組織を設けず、事務スタッフ会議を招集しながら事業を企画運営してきた。今年度を本格的な事業展開の元年と位置付け、体制を整備する。

2004年7月 7日

参院選、追い込み加熱

 参院選の投票日まであと四日と迫った。新人五人が立候補した山口選挙区(定数一)では、各陣営とも宇部市を天王山とにらみ、終盤に主要四候補が続々と宇部入り。票固めと浮動票の獲得に向け、最後の追い込みをかけている。特に自民、民主候補の一騎打ちの様相が色濃くなり、選挙戦は一段と白熱してきた。
 共産の吉田貞好候補(51)は運動最終日の十日に宇部、小野田、楠、山陽入りする。
 自民の岸信夫候補(45)は七日夜、宇部と小野田で決起大会を開く。その後も九日まで、重点的に宇部や小野田、山陽を回る。
 民主の大泉博子候補(54)の応援に、岡田克也党代表が多忙なスケジュールを縫って、期間中二度目の来県をする。九日午前九時四十五分から、宇部市役所前で街頭演説。
 維新政党・新風の平田誠一郎候補(54)は最終日まで連日、宇部を拠点に県西部を遊説。七日夕方には厚狭、小野田を回る。八日は魚谷哲央党代表が来県する。

期日前投票が好調

 不在者投票の手続きを簡素化した期日前投票が好調だ。宇部市選挙管理委員会(山下義晴事務局長)のまとめによると、投票開始から十二日目の六日までに、五千百十五人(うち男性二千百九十三人)が投票。三年前の参院選の同期の不在者投票を千四百三十八人上回り、一・四倍のペースになっている。
 市役所では投票日前日の十日まで(午前八時半-午後八時)、東岐波・西岐波・厚南・原・厚東・二俣瀬・小野の七市民センターでは、九日まで(午前八時半-午後五時)投票が可能。


 手続きが簡単で多くの有権者が訪れる期日前投票の会場(市役所で)

山陽町職員の研修開始

 山陽町の職員を対象とした財務会計システムの研修会が、六日から小野田市役所で始まった。両市町の合併を前提とした電算システム統合事業に伴うもので、同町の各課の職員がアドバイスを受けながら知識を詰め込んでいる。


 予算要求など、詳細な入力方法を学ぶ参加者(小野田市役所で)

2004年7月 6日

山大病院で臓器移植者の作品展

 臓器移植を受けた人が心を込めて描いた絵画作品展が五日、山口大医学部付属病院で始まり、入院患者や見舞い客が足を止めて見入っている。九月三十日まで。


 作品に見入る親子(山口大医学部付属病院で)

二俣瀬校区で昔ながらの盆踊り習得に汗

「ヤレサー 一つ出しましょうか薮(やぶ)から笹(ささ)を」と、太鼓と口説きに合わせて踊る昔ながらの盆踊り。二俣瀬校区では、地域の伝統文化として後世に伝えようと、校区ふるさと運動実行委員会(原田賢治会長)が伝承教室を開いて、有志三十人が習得に励んでいる。
 原田会長は「昔の遊びなどを含め、伝承文化を次の世代に引き継げるように、会得していきたい」と抱負。校区の盆踊り大会は例年、八月十三日に厚東川の河川敷公園で開かれる。三十日と八月二日に子供たちを交えた総練習を行って、本番に備える。


 「イサキ」の踊りを練習する伝承教室の参加者(二俣瀬ふれあいセンターで)

竜王中が須恵保育園で保育実習

 竜王中(江藤良枝校長)の三年生が五日から、近くの須恵保育園(戸谷香代子園長)で保育実習に励み、読み聞かせやゲームを通じて園児たちと触れ合っている。
 事前学習で作った布絵本やけん玉、指人形を使って園児を楽しませた。四、五人に囲まれて絵本を読み聞かせたり、いろいろな質問に丁寧に答えたりと、お兄さんお姉さん先生は奮闘。日課の散歩にも同行し、園児の目線で交流を深めていた。


 園児と触れ合う中学生(須恵保育園で)

2004年7月 5日

大泉候補、街頭演説

 民主の大泉博子候補(54)は四日、山口、宇部、小野田、下関と選挙カーを走らせた。宇部市の記念会館前では、連合山口の宇部、小野田、厚狭、美祢地域協議会のメンバーや家族ら約二百人を前に街頭演説。年金と少子化対策を語った。


 支持者と笑顔で握手を交わす大泉候補(記念会館前で)

参院選、イメージ戦略も過熱

 昨年十一月の衆院選と比べマニフェスト(政権公約)の注目度が低い参院選。候補者たちは、有権者に好印象を持ってもらおうと、ポスターやスローガン、服など、イメージ戦略に力を入れている。
 共産の吉田貞好候補(51)は政治信条を実直に表した「憲法とくらしを守る政治を」という言葉をポスターに入れた。
 自民の岸信夫候補(45)は「改革の旗手」と「活力再生」のキャッチコピーを使っている。
 官僚時代に黒やグレーの服が多かった民主の大泉博子候補(54)。「派手な服を」とのスタッフのリクエストに、ピンクや赤は本人が辞退し、オレンジがシンボルカラーに決定。
 維新政党・新風のイメージカラーは水色。新鮮で澄んだ風を吹き込むとの意味で、平田誠一郎候補(54)の支持者も同色のウインドブレーカーを着用。


 有権者に向けて各候補や党の魅力を打ち出しているポスター

小野田市民プール、オープン

 小野田市民プールが四日、オープンした。台風の影響で朝から曇り空が広がったが、涼を求める子供たちや家族連れが訪れ、プールに飛び込んだり、水しぶきを上げて泳いだりしていた。
 プールは八月三十一日まで営業。毎週水曜日と八月十四、十五日は休み。利用時間は午前九時-正午、午後一-四時、五-七時の一日三回入れ替え。入場料は四歳未満が無料、四歳から中学生までが五十円、高校生以上が百円。


 水の感触を楽しむ子供たち(小野田市民プールで)

2004年7月 3日

「まるごと楠」第3夜

 宇部日報発刊記念の文化講座「まるごと楠」の第三夜が二日、市男女共同参画センターで開かれた。楠町の伝統工芸・赤間硯(すずり)と、かつての楠地域の領主・内藤氏と宇部の厚東氏をテーマにした講演会があり、受講者百二十人が熱心に話を聞いた。宇部日報社主催、宇部市、楠町後援。


 赤間硯を前に下井さん(左)の説明に耳を傾ける受講者たち(市男女共同参画センターで)

「地産地消」運動、40年以上前に故長谷川さんが提唱

 土地と生産と食物には、どんな関係があるのか--。船木町(現楠町船木)の最後の町長で郷土史家としても知られた故長谷川卒助さんは、美祢保健所長だった一九六〇年に、一般市民の食生活に着目して「適地・適産・適食」の原則を既に見いだしていた。食の安全に対する意識の高まりなどを受けて、地域で生産した農産物をその地域で消費しようという「地産地消」の運動が全国に広まっているが、四十年以上も前に基本的な理念が提唱されていたことになる。

参院選の期日前投票は10日まで

 第二十回参院選(十一日投・開票)は公示から十日目を迎え、運動期間を折り返した。不在者投票に代わり、国政選挙で初めて導入された期日前投票は、二日現在(選挙区)で、小野田市が六百五十七人、山陽町が二百九人。手続きが簡素化されたこともあり、両市町の選挙管理委員会では、投票率アップにつながればと期待を寄せている。
 期日前投票所は、小野田は市役所、山陽は町役場に開設し、午前八時半から午後八時まで受け付ける。埴生支所は平日の午前八時半から午後五時まで。期間は十日まで。

2004年7月 2日

モハマド君、橋田、小川さんの墓前に報告

 イラクで戦闘に巻き込まれ左目を負傷、日本で手術を受けたモハマド・ハイサム・サレハ君(10)が二日、治療の実現に尽力しながらも、イラクで襲撃されて亡くなった宇部市出身のフリージャーナリスト、橋田信介さん(61)とおいの小川功太郎さん(33)の墓参りのため宇部市を訪れた。モハマド君は故人の墓前で、イスラム方式でお祈りし「橋田さん、小川さんありがとう」と感謝の言葉を述べた。
 モハマド君はきのう、静岡県沼津市内の病院で最終的な治療を受け、父親のハイサムさん(33)、橋田さんの妻幸子さん(50)、手術の橋渡しをした沼津ロータリークラブの一杉真城さん(59)と共に、羽田から空路福岡へ飛んだ。けさ新幹線で新山口駅に到着。小川さんの父、博さん(63)らが迎えた。
 朝から強い日差しとなり、モハマド君は黒の帽子をかぶり、まず上宇部の開墓地に眠る小川さんを墓参。次に桃山にある橋田さんの墓へ向かった。
 それぞれの墓にユリやバラなどの花束をたむけ、お祈り。線香を供えた。
 モハマド君は「二人が天国に行けますように、たくさんのお祈りをしました」、ハイサムさんは「手術の前に墓参りをしたかったが、これで安心しました。イスラムでは特別なお祈りをしました」と哀悼の言葉を送った。
 一杉さんによると、モハマド君は視力が〇・四まで回復したという。


 橋田さんの墓前でお祈りをするモハマド君(右)ら(2日午前10時45分ごろ、桃山墓地で)

参院選、浮動票の獲得躍起

 参院選は二日、公示から九日目を迎え、十七日間の運動期間を折り返した。新人五人が立候補した山口選挙区(改選数一)は、自民の岸信夫候補(45)と民主の大泉博子候補(54)の対決を軸に、共産の吉田貞好候補(51)が割り込む展開。維新政党・新風の平田誠一郎候補(54)と無所属の平松重雄候補(70)も支持拡大に努めている。

宇部市・楠町に合併決定書交付

 宇部市と楠町の合併関係議案が県議会で議決されたことを受けて二井関成知事は一日、配置分合の決定をし、藤田忠夫市長と武波博行町長に決定書を交付した。今後、二井知事は総務大臣に対し、合併届け出を行う予定で、今月中旬以降に官報に告示されれば、一連の法的手続きが完了する。
 二井知事は六月二十五日の県議会本会議で、宇部市と楠町の合併に関する議案が可決されたことから、地方自治法に基づき「十一月一日から厚狭郡楠町を廃し、その区域を宇部市に編入する」という決定をした。


 二井知事から合併決定書を受け取る藤田市長(中央)と武波町長(県庁知事室で)

優良技能社員表彰式に札場さんら19人

 小野田商工会議所(藤田保郎会頭)は一日、市商工センターで第三十五回優良技能社員表彰式を行い、技術・技能の研さんを積み、企業の発展に寄与した小野田化学工業小野田工場の札場隆さんら十九人に賞状と記念品を贈った。
 優秀な技能社員の確保と企業における技術、技能水準の向上を目的に一九七〇年に表彰制度を創設。今年で三十五回目。


 関係者と記念写真に納まる優良技能社員(市商工センターで)

2004年7月 1日

テロ対策で宇部港閉鎖

宇部港など県内五港で一日から、テロ対策を目的に国際旅客・貨物ふ頭が関係者以外は全面立ち入り禁止になった。周囲には高いフェンスが張り巡らされ、出入り口はゲートと警備員によって不審者や荷物の中身が厳しくチェックされている。対象場所では、釣りや見学もできなくなった。
 二〇〇二年九月に米国で発生した9・11テロ後に、国際海事機関で「海上における人命の安全のための国際条約」が改正され、国際港と国際船舶には警備強化が義務付けられた。国内でも関係法が改正され、一日に施行。全国百十二港で一斉にテロ防止の警備が始まった。


 1日午前零時の時報に合わせてゲートを締める警備員(宇部港芝中西ふ頭で)

地域公団、新組織スタート

国の特殊法人等合理化計画に基づき地域振興整備公団など四公団が改組され、今月から新たな二つの独立行政法人としてスタートを切った。地域振興整備公団の山口宇部支部も改組され一日、宇部新都市入り口のあすとぴあ五丁目に都市再生機構宇部営業所(藤原洋所長、六人)、常盤町一丁目の宇部電機センタービル四階に中小企業基盤整備機構中国支部山口事務所(井原宏所長、五人)を開設した。

県央部合併研究会が法定協へ移行

第三回県央部一市三町合併調査研究会(会長・飯田宏史阿知須町長)は三十日、同町公民館で開かれた。これまでの協議事項を確認、法定合併協議会を設置することで合意した。各議会の議決を経て、七月下旬に設立する。
 研究会では、新市の事務所の位置など、基本四項目の合意事項を確認。法定協の設置案が示され、委員は了承した。法定協は各市町の首長、議長、議員、学識経験者ら三十八人で構成。幹事会と十一の専門部会、事務局を置き、新市建設計画など四十七の協定項目について話し合う。

脱サラ職人こだわりの味

山陽町のJR新幹線厚狭駅前に、北海道などでそば打ちの修業を積んだ脱サラ職人が店舗を構え、こだわりのそばづくりに奮闘している。国産そば粉だけで打ち上げた自家製めんが最大の“売り”。「厳選素材の香りと風味を最大限に引き出したい」と張り切っている。
 四月に「野の花」を開店した小野田市浜の岡本孝三さん(56)。二年前までは、下関市の製鋼会社に勤めていた。そば好きが高じての転職。「妻(真理子さん)の理解もあって、子育てが一段落したのを契機に、自分の夢を追うことにした」という。調理学校に一年間通った後、札幌市のそば店で、そば打ちや経営ノウハウを学んだ。同店の営業時間は、午前十一時から午後二時までと、午後五時から同八時まで。毎週火曜日が定休日。かけそば、盛りそばが七百円。問い合わせは同店(電話72-1916)へ。


 手打ちそば店を開店した岡本さん(山陽町山川の「野の花」で)