環境首都コンテスト、宇部市は総合7位

自治体の環境対策を調査し、非政府組織(NGO)の視点で評価する第九回「日本の環境首都コンテスト」(環境首都コンテスト全国ネットワーク主催)の結果が発表され、宇部市は総合七位で前回から一歩後退したが、人口規模別では三位を維持した。五回連続参加が評価され、奨励賞も受賞した。

同コンテストは、ドイツのフライブルク市のような環境首都を誕生させることを目的に二〇〇一年度から始まった。自治体の環境対策の活性化、社会のエコロジー化の動きを推進している。総合で一位になり、総合点が満点(千二十点)の70%以上など、厳しい条件をクリアした自治体に「日本の環境首都」の称号を贈るが、取得自治体はまだ出てない。
今回は五十八自治体が参加した。七回目の参加となった宇部市は、総合で熊本市に次いで七位だった。国連環境計画(UNEP)のグローバル500賞受賞都市として、産学官民の協働による公害対策「宇部方式」の精神を継承し、環境共生都市づくりに取り組んでいるが、上位の常連自治体の壁は厚かった。一位は前回に続いて熊本県水俣市で、総合点は七百二十七点。
過去に二回一位になった地球温暖化防止など、部門別表彰は逃したが、二十自治体が参加した人口規模別の第四群(十万人以上、三十万人未満)では、長野県飯田市(総合二位)、愛知県安城市(同三位)に次いで三位を守った。
十五分野の得点率(レーダーチャート)を見ると、いずれも全国平均点を上回っており、温暖化防止、自治体環境基本行動では全国最高点にほぼ並んでいる。健全水循環や情報公開、交通政策は一定基準より高かったが、ごみ減量化、環境学習の分野での評価が低かった。
五月七日には、同コンテスト中国地区窓口の「未来の子」(広島市)の藤野完二代表が来市し、表彰状を伝達する。
宇部市は二〇〇六年十一月に「日本の環境首都を目指す自治体全国フォーラムin宇部」を地方都市として初めて引き受け、同ネットワークの特別表彰を受賞している。

カテゴリー:環境2010年4月23日

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