山大付属病院、全面禁煙に

全面禁煙を呼び掛ける正面玄関の看板(山大医学部付属病院で) 山口大医学部付属病院は、1日から病院敷地内を全面禁煙にした。併せて同日、内科に禁煙外来を設置。専門医師と薬剤師、看護師がチームで禁煙治療に当たる。

禁煙治療は、喫煙を嗜好(しこう)ではなく、ニコチン依存症という病気ととらえるようになったことや、増え続ける肺がん対策の一環として2006年度から保険適用された。
禁煙外来が保険適用を受けるには、病院内の全面禁煙が条件。全国の大学病院の多くが全面禁煙を実施して禁煙外来を開設しており、山大病院は遅い方という。同病院はこれまで2カ所に喫煙所を設けていたが、この日から建物内はもとより構内を全面禁煙とした。
大規模な総合病院では愛煙家の入院患者が少なくはなく、全面禁煙により吸い場所を求めて病院の外へ出る可能性が否定できない。特に精神科病棟では、治療中の患者のストレスが増す恐れがあるとの見方もあった。
同病院は昨年から医療従事者と職員が外来と入院患者に協力を求めるなどして環境整備を進めてきた。
禁煙外来は水曜の午後1─4時、木曜の午後2─4時に実施。3カ月で5回の通院が標準。ニコチンパッチや喫煙状態の気分にさせる内服薬のほか、医師と薬剤師、看護師がチームできめ細かく支援する。禁煙の意思があり、吐き気など内服薬の副作用を管理できれば、7─8割の高率で禁煙できるという。
入院予定者に対しても事前に禁煙外来の受診を勧める。中村浩士医師は「入院を禁煙のチャンスととらえてもらうよう病院挙げて禁煙に取り組む」と話した。
禁煙外来の問い合わせは、内科(電話22─2501、2502)へ。

カテゴリー:環境2010年4月2日

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