フィフティ・フィフティ事業、105tのCO2低減

宇部市はこのほど、市内の小・中学校による2009年の省エネ活動「フィフティ・フィフティ事業」の成果をまとめた。児童・生徒が環境教育の一環として光熱水費の節約に取り組み、過去2年間の平均より3・4%、経費にして約418万円を削減した。推計される二酸化炭素(CO2)排出量の低減効果は105t。

同事業では、省エネ活動で節約した光熱水費の半額を学校に還元している。全37校が取り組んだ09年の実施期間は1─10月。光熱水費の過去2年間の平均経費(評価基準経費)1億2151万2078円(小学校8084万3872円、中学校4066万8206円)に対して、1億1732万8754円だった。小学校は3・0%、約243万円減の7841万7167円、中学校は4・3%、約176万円減の3891万1587円。
二酸化炭素排出量は、小学校が1087tで、評価基準より5・4%、約62t、中学校が613tで6・5%、約43tをそれぞれ減らしたことになる。コスト面だけでなく、地球温暖化防止対策としての成果を上げた。電力使用量は小・中学校とも減っているが、金額的には平均値より高くなった。都市ガス、LPGも使用量に反して経費が膨らんだ。原油価格の高騰が電気、ガス料金に影響したのが原因。水道は使用量、経費とも減った。長雨など季節的な要因が大きいという。
市環境共生課では「取り組みが充実していけば評価基準が厳しくなり、削減率は小さくなると予想したが、09年をみると子供たちが引き続き頑張った成果が表れている」と評価している。
各校では、授業を通じた環境教育、児童・生徒の委員会、クラブ活動によるリサイクル活動、緑のカーテンの設置、電気の消し忘れや水道の蛇口のチェックなどを展開。家庭や地域にも理解と協力を呼び掛けて実践してきた。
同事業は実施期間を3年としていたが、省エネ意識の向上、省エネ行動の定着を目的に09年も継続した。10年は、事業開始3年目となる6校(西岐波小、鵜ノ島小、川上小、神原中、藤山中、厚南中)のみを対象にする。終了校には、市地球温暖化対策実行計画に基づき、省エネ活動を実践することを求めている。

カテゴリー:環境2010年3月31日

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