市子連温暖化防止プロジェクト、CO2 28㌧削減

宇部市子ども会育成連絡協議会(松橋美恵子会長)はこのほど、「地球温暖化防止プロジェクト2010inうべ」の成果をまとめた。児童、保護者が日常生活の中で二酸化炭素(CO2)の排出削減に取り組み、六月から八月までの三カ月間で、約二十八・〇五トンを削減した。三年目の目標として設定した削減総量三十トンには届かなかったが、子供たちの省エネ意識は年を重ねるごとに高まっている。

「子供たちに美しい地球環境を残そう」と、兵庫県神戸市の子ども会組織が行った同様のプロジェクトをモデルに二〇〇八年から始めた。「テレビを十五分我慢する」「使わない部屋の照明を十五分消す」「テレビゲームを十分我慢する」「シャワーや水道の流しっぱなしを十秒止める」など七つの項目を記したカレンダー形式のチェックシートを配布し、実践を呼び掛けた。各項目を一回達成すると、CO2を十㌘削減したことになる。
昨年は十五トンの目標に対して二十五・七一トンを削減したため、今回はハードルを高く設定。削減メニューの項目も増やし、一層取り組みやすくした。シートは二万七千八百三十一枚を配布し、一万二千五百六十九枚を回収。回収率は45・16%で、前回を2・28ポイント上回った。
三カ月の削減実績は、児童が十五・四五トン、家族が十二・五九トンで、前年の削減実績よりそれぞれ一トン程度増やした。削減総量が最も多かったのは西岐波の四・〇一トン。次いで東岐波の三・六九トン、川上の二・五六トンの順。十四校区で前年を上回り、十一校区で一トン以上減らした。伸び率が高かったのは厚南、吉部で、それぞれ倍増。西岐波、船木も意欲的に取り組んだ。
シート回収率のトップは二年連続で100%の小野。万倉の88・7%、二俣瀬の87・6%、神原の79・7%と続いた。一方、十二校区が50%に届かなかったが、伸び率を見ると、前向きな姿勢がうかがえる校区もみられた。
松橋会長は「継続の力がみてとれる。家族の協力も定着したのではないか。削減メニューは取り組みの目安であり、潜在的に減らしているCO2はある。意識付けが大事だと思うし、さまざまな機会をとらえて活用してほしい」と語った。

カテゴリー:環境2010年10月15日

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