参院選、自民・岸さん 大差で2期目

万歳する岸さん(山口市のホテルニュータナカで) 第二十二回参院選は、十二日朝にかけて開票作業が行われ、三つどもえの戦いが繰り広げられた山口選挙区(改選数一)では、自民現職の岸信夫さん(51)=田布施町、元防衛政務官=が四十二万票余りを獲得。民主新人の原田大二郎さん(66)=東京都世田谷区、俳優=に十六万票余りの大差を付けて二期目の当選を果たした。選挙区の投票率は県全体で61・91%となり、前回(二〇〇七年)を0・11ポイント下回った。

「民主離れ、自民回帰」の全国的な傾向を象徴するような開票結果になった。岸さんは商社勤務二十一年の経験と元防衛政務官の実績から、安全保障の問題や地域の再生を訴え、序盤から優位に選挙戦を展開。党県連の組織を挙げての応援も受けて、県内十九の全開票区で対立候補の得票数を上回り〝自民王国〟の健在ぶりを示した。
原田さんは郷土愛を前面に打ち出し、子供がいじめを受けた実体験を例に教育と福祉への情熱を訴えた。しかし、当初の出遅れが響き、知名度を十分に生かし切ることができなかった。
共産新人の木佐木大助さん(55)=下関市菊川町、政党役員=は消費税の増税問題を中心に据え、財界やアメリカに堂々とモノが言える政党として独自性をアピールした。しかし、二大政党の対決のはざまに、無党派層へ存在感を示すまでには至らなかった。
比例代表の県内の得票総数は、自民二十四万八千百二十二票(一票未満を除く、以下同)、民主二十万七千四百九十票、公明十万四千三百九十九票など。ここでも自民の強さが目立った。
県全体の当日有権者数は男性五十六万一千九百二十九人、女性六十四万七千七十人の計百二十万八千九百九十九人。投票者数は選挙区で七十四万八千五百五人、比例代表で七十四万八千三百八十五人だった。

カテゴリー:政治・選挙2010年7月12日

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