参院選、あす審判

第二十二回参院選は、あす十一日に投票日を迎える。山口選挙区(改選数一)では、届け出順に、自民現職の岸信夫候補(51)、民主新人の原田大二郎候補(66)、共産新人の木佐木大助候補(55)の三人が、六月二十四日の公示後、十七日間にわたる舌戦を繰り広げてきた。候補者の顔や名前、そして政策の訴えは、どこまで有権者に伝わったのか。その結果が明らかになる。

参院定数二百四十二の半数に当たる百二十一議席が今回の改選対象。政権交代後初の本格的な国政選挙で、民主・国民新の連立与党が過半数を維持できるのかが最大の焦点。結果によっては新たな政権の枠組みの可能性があるだけに、第三極勢力の台頭を含めて日本の針路を決める重要な選挙になる。
岸候補は、商社勤務二十一年の経験と元防衛大臣政務官の実績から、安全保障の問題や地域の再生を主に取り上げてきた。
原田候補は、タレント色は封印して郷土愛を強調。子供がいじめを受けた実体験を例に、教育と福祉への情熱を訴えてきた。
木佐木候補は、消費税の増税問題を中心に据え、財界やアメリカに堂々とモノが言える政党として独自性を打ち出してきた。
全都道府県を選挙区とする比例代表(改選数四十八)には、十二政党・政治団体から百八十六人、選挙区(同七十三)には二百五十一人の計四百三十七人が立候補。菅直人首相が打ち出した消費税の引き上げや、鳩山前政権を退陣に追い込んだ普天間基地の移設を含む安全保障、「政治とカネ」の問題などが争点となってきた。
与党の過半数維持には今回五十七議席、与党系無所属を含めても五十六議席の獲得が必要。民主党を中心とした連立政権が発足して十カ月間にわたる政権運営に、国民の評価がどう下されるのかが注目される。
宇部市選管によると、九日現在の期日前投票は選挙区で一万四千三百四十七人。選挙人名簿登録者十四万二千七百二十七人(六月二十三日現在)の10・0%に達した。有権者の関心の高さから、投票率は前回(二〇〇七年)の57・15%を上回り、60%台に迫る勢い。
市内の開票作業は、午後九時半から西平原四丁目のパルセンター宇部で行われる。確定する時間は選挙区が午後十一時五十五分、比例代表が翌十二日の午前三時十分の見込み。 県選管は、開票確定を選挙区が十二日午前零時半、比例代表が午前四時と予想している。

カテゴリー:政治・選挙2010年7月10日

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