参院選、序盤戦

第二十二回参院選は序盤戦を終え、二十八日から中盤戦に差し掛かった。活発な梅雨前線の影響で、二十六日から二十七日にかけて県内一帯は時折強い雨に見舞われたが、山口選挙区(改選数一)で三つどもえの戦いを繰り広げている候補者たちは東へ西へと精力的に駆け回り、雨音にかき消されぬように声を張り上げた。各陣営に序盤の手応えを聞いた。

自民現職の岸信夫候補(51)は、二十四日の公示後、流し遊説中心で反時計回りに県内をほぼ一巡した。選対の松永卓事務局長は「宇部市出身の菅直人首相が誕生したことによる〝菅効果〟で、状況は大変厳しい」と分析。「候補の実績と能力、党の政策を中心に訴え、緊張感を持って戦っていきたい」と気を引き締めている。二十八日からは各地で演説会や決起大会を開き、政策の浸透を図っていく方針。
民主新人の原田大二郎候補(66)は、県央部と東部を折り返し、二十七日には宇部市と山陽小野田市で街頭演説に臨んだ。選対の西嶋裕作事務局長は「初日から丁寧に回っているので、まだ県内を一巡できていない状況」としながらも、出馬表明が五月になった出遅れについては取り戻した印象。「声援をたくさんいただいている。本当の票に結び付くように、候補の知名度をしっかり生かしていきたい」と決意。
共産新人の木佐木大助候補(55)は、各所で小まめに街頭演説を行いながら主に山陽側を往復してきた。二十六日には宇部市で個人演説会を開いた。北南地区委員会の五島博委員長は「消費税増税に対する有権者の関心は高い」と、訴えに手応えを感じている。「このままでは財政破綻(はたん)を招くというのはまやかし。消費税が法人税減税の穴埋めになってきた歴史を、多くの人に丁寧に説明したい」と話す。

カテゴリー:政治・選挙2010年6月28日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single