参院選スタート

木佐木大助候補、原田大二郎候補、岸信夫候補 政権交代後初の本格的な国政選挙となる第二十二回参院選は二十四日に公示され、日本の方向性を決める熱い戦いが幕を開けた。山口選挙区(改選数一)では、届け出順に、自民現職の岸信夫さん(51)=田布施町、元防衛政務官=、民主新人の原田大二郎さん(66)=東京都世田谷区、俳優=、共産新人の木佐木大助さん(55)=下関市菊川町、政党役員=の三人が立候補の届け出を済ませ、いずれも山口市内で第一声を上げた。

改選数は選挙区七十三、比例代表四十八の計百二十一。菅直人首相が打ち出した消費税増税の是非、鳩山前政権を退陣に追い込んだ普天間基地の移設や「政治とカネ」の問題などが争点。民主党を中心とした連立政権に対する有権者の中間評価にもなる。
与党の民主・国民新が過半数を確保して政権を安定させるか、自民が政権奪還の足掛かりをつかむか、新党を含む第三極勢力が党勢拡大を果たすかが焦点となっている。投開票は七月十一日。
各候補の第一声は次の通り。
【岸候補】午前九時から山口市湯田温泉のホテル前広場で出陣式。支持者千二百人が集まった。岸候補は、基地移設問題で国の安全保障がないがしろになったなどと民主党政権を批判。「選挙に勝つだけでなく、日本の危機を救うために一致団結して戦う」とし、支持を訴えた。
県内選出の国会議員四人が応援に駆け付け、安倍晋三・元首相は「六年間、食料や安全保障の問題を中心に汗を流した候補に勝利を与えていただきたい」と激励した。後援会青年部の坂本竜馬さんの発声で「がんばろう」を三唱。県北部に向けて遊説に出発した。
【原田候補】午前九時から山口市中園町の山口情報芸術センター前で、約三百人が集まって出陣式。選対本部長で民主党県連代表の平岡秀夫内閣府副大臣は「宇部出身の菅内閣の前進には山口での勝利が不可欠」、中野威連合山口会長は「総力を結集し、今度は山口で〝政権交代〟を」と訴えた。山岡賢次党副代表も激励の言葉を寄せた。
原田候補は「教育と福祉の充実を図るために出馬を決意し、これまでに県内を三周半して農・漁業の振興の必要性を感じた。今こそ山口維新を起こす時。奇兵隊として、一緒に走りましょう」と支持を求めた。
【木佐木候補】午前九時から山口市の市民会館前で出陣式。支持者百五十人を前に「大企業減税の穴埋めのための消費税引き上げを断固許さず、国民の暮らしを守る」と訴えた。
佐藤文明・共産党県委員長が「菅政権はアメリカと財界の言いなりで国政を進めている。国民の立場に立った政治の実現に力を貸して」とあいさつ。支持者から花束を受け取った木佐木候補は「民主党も自民党も消費税10%への引き上げの大増税を掲げている。米国と大企業にモノが言える共産党に支援を」と訴えた。この後JR山口駅前のほか、岩国市、周南市、徳山市で街宣した。

カテゴリー:政治・選挙2010年6月24日

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