参院選 あす公示、山口選挙区は3人臨戦

第二十二回参院選は、二十四日に公示され、七月十一日の投開票に向けて、熱い舌戦が繰り広げられる。政権交代後初の本格的な国政選挙。鳩山前政権の退陣につながった普天間基地や「政治とカネ」の問題、にわかに論議が高まってきた消費税率の引き上げなどが争点になるとみられる。山口選挙区(改選数一)では、現職と新人二人の三人が立候補を準備している。

山口選挙区から出馬を予定しているのは、自民現職の岸信夫さん(51)=田布施町、元防衛政務官=、民主新人の原田大二郎さん(66)=東京都世田谷区、俳優=、共産新人の木佐木大助さん(55)=下関市菊川町、政党役員=。
岸さんは二〇〇四年、対抗した民主党候補に五万票以上の差を付けて初当選。年金の未納・未加入問題で与党だった自民党に逆風が吹いた中、党県連の悲願であった議席奪還を果たした。商社勤務二十一年の経験と元防衛政務官としての実績から、日本が危機に直面している状況を指摘。新生自民党の旗手として、今度は政権奪還を掲げている。
原田さんは光市出身で政界は初挑戦。〇一年から母校の明治大で特別招聘(しょうへい)教授として教壇に立ち、教育者としての顔も持つ。昨年の政権交代を「日本の民主主義の始まり」と評価。鳩山政権が最も求心力を失っていた五月に出馬を表明した。俳優を辞めて政治に身をささげる決意も語った。愛郷心を前面に打ち出し、農林漁業の再興を一番に訴えている。
木佐木さんは過去、衆院選に二回挑戦したが、参院選は初めて。雇用問題や米軍基地問題で「財界やアメリカの言いなりになってきた」と、自民─民主政権の変わらぬ体質を真っ向から非難。堂々とモノが言える政党として共産党の独自性を打ち出し、労働者派遣法の抜本改正などを訴えてきた。消費税増税に対する懸念の声を追い風にしている。
各陣営の第一声の予定は次の通り。
【岸陣営】午前9時から山口市湯田温泉のホテルニュータナカ前広場で。島田明県議会議長らが激励。
【原田陣営】午前9時から山口市緑町の県労福協会館前で。平岡秀夫衆院議員らが激励。
【木佐木陣営】午前9時から山口市中央2丁目の山口市民会館前で。県労連の藤永佳久議長らが応援。

カテゴリー:政治・選挙2010年6月23日

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