菅直人さん 寄せ書きの夢「総理大臣」

菅さんを囲んで旧交を温めた宇部高時代の同期会(1月30日、東京大構内のレストランで) 新首相の菅直人さんは、高校時代に宇部市から東京都武蔵野市へ転居したが、古里への思い入れは人一倍強い。国政選挙のたびに党公認候補の応援のため、宇部入りする。また同級生が声を掛けると、時間さえ許せば必ず駆け付けるなど、律儀な面も見せる。

幼稚園時代の菅さんは草江の自宅から寿町二丁目の宇部さゆり幼稚園まで、JR宇部線を使って電車通園。西琴芝に転居し、神原小に入学。小学校新設に伴う校区変更で六年生から琴芝小にかわった。新設校のため、卒業アルバムの準備ができず、卒業写真の裏側に寄せ書きをして、卒業の思い出とした。菅さんは寄せ書きに「総理大臣になりたい」と書き残していた。
神原中時代は、一学年が十八クラスにも及び、生徒数は千人を超えた時代。生徒会役員選挙では現在、菅直人後援会・宇部草志会の会長を務める原田幸一さん(山口市小郡)と会長職を競い、落選した。宇部高に進学し、二年生の一学期に父親の転勤に伴い、東京・小山台高へ転校した。
幼稚園から高校までずっと一緒だった木原道子さん(宇部市琴芝町一丁目)は、「慌て者のやんちゃな子供だった」と当時の印象を語る。今年一月、空閑重則・東京大農学部教授らが世話役を務めて同大構内のレストランで開いた東京在住の宇部高同期生の集いにも顔を見せた。
「出席した女性陣から『テレビで見る機会が増えたが、いつも仏頂面で難しい顔ばかり。少しはにっこりしなさい』と指摘され、笑顔で応えるなど、本当に親しみやすい性格」と話す。
菅さんの選挙時には木原さんの妹、高橋万里子さん(55)=神奈川県逗子市在住、当時・武蔵野市=が、宇部市出身の候補とあって、選挙資金難を補う草の根の一人として選挙活動を支えた。木原さんは「大変な仕事だが、これまで同様、一生懸命頑張ってほしい」と期待を込めた。

カテゴリー:政治・選挙2010年6月5日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single